CHAGE and ASKAがいよいよ再始動!(前編)

昨年12月末には地球温暖化防止をテーマにした<Point Green Live 2006>に出演し、同ライヴを鑑賞していた安倍晋三総理大臣に向けたパフォーマンスが広く報道されたCHAGE and ASKA。
ここ数年は、自身がプロデュース・カメラ・音楽を担当したオリジナルフィルム『missing pages』が各国のフィルムフェスティバルで受賞するなど、マルチな活動を最大限に行なってきたCHAGE。そしてアルバム『SCENE III』の発表や<ap bank fes’06>に参加といったソロ活動を積極的に行なってきたASKA。それぞれの活動がひと段落したこともあり、ファンとしては待望の新曲を引っさげて、ついに“1+1の大いなる足し算”が本格始動する。その手始めとして、本日1月10日にリリースされたのが、前作「僕はMusic」から数えて約2年ぶりの3万枚限定シングル「Here & There」と「Man and Woman」だ。
早速この両シングルを聴いた方の中には“おやっ?”と思った人も多いはずだろう。
これまでASKA曲というのは、CHAGE and ASKAの王道といえるフレーズ、展開、雰囲気を持っていた。一方のCHAGE曲というのは、新たな音楽観、世界観を我々に提示してくれるような楽曲だったと思う。これが、今回の2曲に関しては少し違う。「Here & There」(CHAGE曲)からは、新しくも懐かしい雰囲気が醸し出され、「Man and Woman」(ASKA曲)は、着古したシャツのようなフィット感ながら、どこか新鮮さを覚える。これは「Man and Woman」が、どちらかというとASKAソロの、特に『SCENE III』からの流れを継いでいるサウンドと歌詞の世界であるがために、「Here & There」のほうが、よりCHAGE and ASKAの王道に近い響きがするのだろう。意図的なのか偶然なのかはわからない。しかしながら、このシングル2曲をみると、これまでのCHAGE曲、ASKA曲というものとは“立ち位置が違う”のだ。
なお、これは余談だが、CDジャケットで基調とされているカラーも「Here & There」(CHAGE)が寒色系、「Man and Woman」(ASKA)が暖色系と逆転現象を見ることができる。簡単に解説しておくと、これまでCHAGEのイメージカラーは赤(crimson)であり、一方のASKAはブルーであった。
(⇒ 「CHAGE and ASKAが本日いよいよ再始動!(後編) ~期待は確信へ~」に続く)
■「Here & There」「Man and Woman」のPV映像はこちらから!
http://www.barks.jp/artist/?id=52005018&m=musicvideo
■「Man and Woman – orchestra ver.」の試聴はこちら!
http://www.barks.jp/listen/?id=1000017069
■「Here & There – improvisation mix」の試聴はこちら!
http://www.barks.jp/listen/?id=1000017067
■「Here & There」「Man and Woman」の試聴はこちらから!
http://www.barks.jp/artist/?id=52005018&m=samplesong
■CHAGE and ASKAのフォトアルバムはこちら!
http://www.barks.jp/feature/?id=1000029278
■ASKAが出演した<ap bank fes’06>の特集記事はこちら!
http://www.barks.jp/feature/?id=1000025760
■「Here & There」「Man and Woman」『DOUBLE』のCD情報はこちらから!
http://www.barks.jp/artist/?id=52005018&m=discography







