ピーター・ガブリエル、ジェネシスの再結成ツアーに不参加
ピーター・ガブリエルが、ジェネシスの再結成ツアーに参加しないことを表明した。バンドは、フィル・コリンズ、トニー・バンクス、マイク・ラザフォードの3人で再結成する。
今週初め、コリンズがジェネシスの再活動を発表したが、創立メンバーで’75年にバンドを脱退したガブリエルは「参加しないことに決めた」とBBCニュースに話した。「話はあった。でも、僕は参加しないことに決めた。いいことだと思うよ。僕が(誘いを)無視したってわけじゃない。制作中の新曲があるんだ」
ジェネシスは、70~80年代にかけて全世界で1億3,000万枚以上のアルバムを売り上げた。プログレッシヴ・ロック・バンドとしてスタートした彼らだったが、ガブリエルが脱退しコリンズがヴォーカルをとるようになってから、ポップ路線に変更。「Mama」「That’s All And In Too Deep」などのヒット曲を生んだ。
バンドは再結成ツアーに加え、新作を制作する可能性もあるという。ツアーの日程は間もなく発表される。
Ako Suzuki, London