チャーリ・ワッツ、ストーンズの見舞いを断る
ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツは、ガンで入院中、ストーンズのバンド・メンバーの見舞いを断っていたという。死ぬ覚悟までしたワッツは、1人きりになりたかったのだそうだ。
ワッツは昨年6月に首にしこりを発見。医師から喉頭ガンだと診断された。直ちに入院したワッツは、そこでおよそ2ヶ月にわたり放射線治療を受けている。そのときの心境をワッツはこう明かしている。「寝ながら考えてたよ。“フツウは死ぬんだろうな……”って」
しかし彼は、ミック・ジャガーやキース・リチャーズ、ロニー・ウッドらバンド・メイトからの励ましの言葉を拒否したという。「彼らにそんなことしてもらいたくなかった。家族でさえ来てもらいたくなかったよ。僕が1番望んでたのは、1人にしてもらうこと。完全に1人きりになりたかったんだ」
ストーンズは現在、アメリカ、ペンシルバニア州で公演中。バンドの公式サイトrollingstones.comでは、この北米ツアーの模様を収めた最新の写真が続々とアップされている。
Ako Suzuki, London







