──1年ぶりの新曲となるわけですが、“新しいMAX”を強く感じました。
Nana:あー、うれしいですね。そこが一番気になるところというか、いつも新しいことをやっていたい、という気持ちがあるので。
Reina:“昔に戻った”って言われるよりも、“前に進んでる”って思われた方がいいじゃないですか? だから“新しさ”を感じてもらえるのが一番うれしいんですよ。
Lina:新しい曲を早く出したい、っていう気持ちもあったんですけど、“もっといいものがあるんじゃないか?”って思ってるうちにいつのまにか1年経っちゃって。
Nana:以前はしっかりペースを決めて、何ヶ月かに1枚は必ず出すっていう感じだったんですけど、今は“メンバー全員が納得できるものを、時間をかけて作っていこう”って思ってるので。
──“沖縄の伝統音楽とユーロビートの融合”というコンセプトは、どういう経緯で生まれたんですか?
Reina:最初はスタッフの方から“10周年ってこともあるし、原点回帰という意味でユーロビートをやってみないか?”っていう話があったんです。で、最初は“ユーロビートか。うーん”って感じだったんですけど……。
──やり尽くした感があった?
Lina:大切な宝物って感じなんですよ、ユーロビートって。
Reina:そうそう。で、“ユーロビートをやるんだったら、しっかり曲選びから参加したい”ってことになって。最初はなかなかピンとくる曲がなかったんですよ。イケイケだったり熱すぎたり、“今のMAXには合わないな”ってものが多くて。で、最後の最後に出てきたのが、今回の曲だったんです。
Nana:初めて聴いたときから、すごくいいなって。メンバー全員が同じ気持ちでした。
Lina:最後の切り札って感じですよね(笑)。
Reina:この曲だったら、いまのMAXでやる意味があるなって思いましたね。
Aki:すごく新鮮な印象を受けましたね。確かにユーロビートなんだけど、まったく違ったイメージがあって。
Nana:私たちの代表曲と言われてるもの──「TORA TORA TORA」とか「GET MY LOVE!」──とは違うタイプの曲じゃないとダメだと思ってたんですよ。この曲に関しては私たち自身がすごく新鮮だったから、聴いてくれる人も同じように感じてくれるんじゃないかなって。沖縄のテイストが入ったユーロビートって、今までやったことがないし。