Social
Search
News
ニュース
Ranking
ランキング
Interview
インタビュー
Live Report
ライブレポート
Column
コラム
Instrument
楽器
LuckyFes
ゆらゆら復活! 坂本慎太郎が最新作『Sweet Spot』を語る!!
2005.05.25 06:06
Share
▼このCDを買うなら
画像をクリックして、
坂本: 海のなかの危険な感じをイメージした曲ですね。「およげ!たいやきくん」みたいな曲になればいいかなと思って作りましたよ。
──(笑)。今回アルバム・ジャケットにもタコが登場してますね。
坂本: アルバムの内容と合うかな、と思って。
──坂本さんにとってタコとはどんなイメージなのでしょう?
坂本: 何かやらしい感じですかね。
──(笑)。吸盤がですか?
坂本: それもあるし。あとグニャグニャしてる感じとか、墨をピューッと出す感じとかね。
──坂本さんはタコは好きですか? 嫌いですか?
坂本: 好きとか嫌いとかはないんですけど…。あと不吉なものって感じがしますよね。タコって、外国では不吉なものとされているじゃないですか。そういうのが面白いなと思いまして。
──確かに。得体の知れない感はありますよね。
坂本: そう。得体の知れなさ。このアルバムで表現したかったのは、シンプルではっきりした音なんだけど、いまいちどこにも着地点がないものにしたいな、と思っていた。僕らは、トリオのロックバンドの形態で、“どれだけ音作りをできるか?”“決められた枠のなかでどれだけ面白いことを出来るのか?”に意義がある、というか面白みを感じているところがあって。なので物理的な刺激、例えばリズムが速いとかハードな音とか、そういうカッコよさではなく、?マークが頭に浮かぶものであるとか、何だかわかんない感じとか、バカバカしさだったりとか、そういう感じがあるものこそが、僕らにとってのロックなんです。そういうフォーマットにのっとった音楽を作ったという感じです。
──なるほど。その結果、得体の知れなさだけではなく、バンドメンバー3人の濃密で、ヒリヒリした空気感も伝わります。
坂本: プロデューサー、エンジニアを含め、毎回同じメンバーでレコーディングしているんで、回を重ねるごとに、満足するレベルが上がってきている。意志の疎通ができる人間なだけに、基準もどんどん厳しくなってくるんで。妥協とか、まぁいいんじゃないという雰囲気はないんですよ。だからリラックスしつつも、奇跡が起こるのを求めてひたすらやる。そういう緊張感はいつもありますね。
──その緊張感はライヴからも伝わってきます。間もなくスタートするライヴツアーはどんな感じになるのでしょう?
坂本: まぁ、いつも通り頑張るだけです。
──最後にBARKSを見ている人にメッセージを。
坂本: とりあえず『Sweet Spot』を聴いてみてください。それで僕らの音を自由に判断してもらえたら。
★インタヴューのトップへ戻る>>>GO!
坂本慎太郎&メイヤー・ホーソーン、お互いをカバー
ゆらゆら帝国、名曲「空洞です」がTVCMに抜擢、全国一斉オンエア
<爆音映画祭>、2011年は『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』爆音上映
ゆらゆら帝国、最高に充実した状態を永遠に刻印したライヴ盤2ヶ月連続発売決定
ゆらゆら帝国、3月31日をもって解散
ゆらゆら帝国、2009年最後の東京ワンマン決定
ゆらゆら帝国、N.Y.最重要レーベールからリリース&USライヴ決定
<夏の魔物 青森ロックフェスティバル >2009年も開催決定