フランツ・フェルディナンド、故郷グラスゴーについて語る
デビュー・アルバム『Franz Ferdinand』が本国UKで高い評価を得ている新人バンド、フランツ・フェルディナンドが、故郷グラスゴーの街から受けた影響について『Daily Mirror』紙に語った。4人のバンド・メンバー全員がグラスゴーで生まれたというわけではないものの、彼らはグラスゴーを“自分たちの街”と考えているという。
フロントマンのアレックス・カプラノスはグラスゴーの人々の特徴をこう表している。「グラスゴー出身の人は、自分の野望を追い求めることを恐れていない。どんなことにも挑戦するんだ。でも同時に恐ろしいほどメチャクチャでもある」。
またバンドは、’80年代のグラスゴーのミュージック・シーンにも大きな影響を受けているという。「オレンジ・ジュースやザ・ファイア・エンジンズ、Josef Kといった’80年代初期のグラスゴーのミュージック・シーンに親近感を覚える。彼らは詩の中で何かを訴えようとしてた。それでもみんなを踊らせることができたんだ。それってすごく大事なことだよ」
フランツ・フェルディナンドは、現在UKツアー中。新人ながらロンドンではアストリアなどで3公演を行なう。彼らの評価が高いのは本国UKだけでなく、アメリカのレーベルとは150万ポンド(およそ3億円)相当の契約を交わしたとも言われている。
日本では6月2日にデビュー・アルバムが発売される。
Ako Suzuki, London







