ベストアルバム『BLUE NOTES』で音楽人・小林建樹を読み解く
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ベスト盤を出すこと――それはミュージシャンならば、ひとつ目標なのかと思いきや 「いや、僕にとってはそういう感情はないかな」とあっさりした返答。 「ちょっと今年……前頭葉が動いてないっていうか、テンションが低いのもあるかな」 と言った小林建樹は、確かに前回インタヴューしたときよりも (人に対する気遣いはそのままながらも)声のトーンもやや低め。 そのテンションが浮き沈みする姿は非常に芸術家的でもあるのだけど、 反面、音楽をやっていくための周囲の流れや雰囲気、 組織的な仕組みも小林建樹はちゃんと把握している。 そして今、自分の在り方を考えた上でベスト盤をリリースしたことは 「必然的なんですよね」とも答えた。 |
| 理解されるかされへんかってのは、デビュー前から悩んでましたね■ |
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