ピート・タウンゼント、サイトでThe Whoへの思いを告白

2000.11.09 00:00

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The Whoの2000年ツアーも終わりに近づき、この3人組が次に何をしてくれるのだろうとファンが期待するのは当然のことだ。今年の批評ではどれもほとんどが、バンドがこれまでと負けず劣らず好調でメンバーは以前にも増して良いプレーをしている、と伝えており、ギタリストのPete TownshendとヴォーカルのRoger Daltreyは、この先Whoからニュー・アルバムが出る可能性が高いとアナウンスした。

ところが最近のTownshendは、これから長期に渡ってバンドと共に歩むことに気が向かないようだ。彼は自分のサイト(petetownshend.com)にあるPete’s Diaries(ピートの日記)で、「Wish I Wasn’t In A Boy Band」(バンドのメンバーじゃなければなぁ)という皮肉な見出しを掲げ、その中で、Whoの場合と同じように自分自身の諸事情に関わっていこうとすると、「ぶったまげるほど疲れる」と書いている。本当に「くそったれなくらいへとへとになる」と彼は書き、「人生をWhoに預けるようなことは二度としない。何らかの事情でこの状況が変わるまで、Whoは自分たちの歴史をただ繰り返しているだけのバンドなんだ……。普通に考えれば、Rogerがどう思おうと、Whoはもう“バンド”なんかじゃない」と付け加えている。

Whoのツアーの残りの日程は次のようになっている(※変更の可能性あり)。

11月 8日 – 英国バーミンガム – NEC Arena
11月10日 – 英国シェフィールド – Sheffield Arena
11月13日 – 英国ロンドン – London Arena
11月15、16日 – 英国ロンドン – Wembley Arena
11月27日 – 英国ロンドン – Royal Albert Hall

Bruce Simon、ニューヨーク

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