【フジロック】この夜の主役に相応しい堂々たる風格、日本人として誇らしきライヴ
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FUJI ROCK FESTIVAL第4回目にして、記念すべき初トリを務めた日本のバンドが、初日のプランキー・ジェット・シティと2日目のミッシェルガン・エレファントだった。
そんな中、チバが一言「 ハッピー・フジ・ロック、ハッピー・フジ・ロッカーズ」と語りかけると、それだけで熱狂的な反応が沸き起こるのもミッシェルならではで、それだけいかに多くの観客が彼らの登場を待ちわびていたかを何よりも雄弁に物語っていた。その異常とも思える観客の盛り上がりぶりに、この日集まった観客の8割方はミッシェル目当てだったのではないかと思えたほどだ。 音楽的には彼らのようにイギリス風なR&Bやブルースを下敷きにした生粋のビート・バンドが、ここまで一般に受け入れられたのは日本のロック史上初めてのことだし、だからこそ洋楽ファンからも支持されているのだろう。 いつもよりドレスアップし、スタイリッシュなファッションでキメたメンバーは、この夜の主役に相応しい堂々たる風格すら感じられたし、非の打ち所のない演奏も含めて同じ日本人として誇らしく思えたライヴだった。 Reported by Yoshihiro Hoshina |









