【ライブレポート】VIBY、東京・日本武道館にてデビューショーケース開催。デビューから2カ月で大舞台へ 「今日ここに立って、この日のために頑張ってきたんだって思えた」

2026.09.01 12:14

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VIBYが、2026年8月31日に東京・日本武道館で<VIBY DEBUT SHOWCASE『VIBY LAND』>を開催した。

デビューから2カ月という異例の早さで日本武道館でのライブを実現させたVIBYは、BTSやTOMORROW X TOGETHER(TXT)のメンバー発掘と新人開発に携わった韓国のプロデューサー、キム・ミジョンによって設立された新レーベル「Rii.MJ」の第1弾アーティスト。2023年6月から2年間の韓国合宿を行い、数々の苦難や試練を乗り越えながら、6月24日に1st CDシングル「Miracle : The First Light」でデビューを果たした全員10代の日本人によるグループだ。

3月に行われたプレデビュー発表会で、メンバーにもサプライズで告知されたのがこの日本武道館でのデビューショーケース。1万人を集客するために、各地で自分たちのステージを自らプロデュースするセルフライブを開催するなど、地道なプロモーションを重ねてきた。

見事満員での開催となったこの日のライブ。公演タイトルの『VIBY LAND』には、デビューというかけがえのない瞬間をTOMO(VIBYファンネーム)と共に迎えたい、そしてTOMOと一緒になって楽しみ、遊園地へ遊びにいくようなワクワクする場所にしたいという思いが込められていて、ステージのセットはまさにワンダーランドのような雰囲気だ。

開演を待ち侘びるTOMOの熱気と興奮が渦巻く中、オープニングムービーに続いてメンバーが登場。インストナンバーをバックにクールな表情でコンテンポラリーダンスを披露し、1曲目「Mi*light」へ。5人の出会いやこれまでの道のりを歌った楽曲で、未来へと向けられた真っ直ぐな眼差しが眩しいパフォーマンスを繰り広げた。

続いて披露されたのは、VIBYのプレデビュー曲である「恋におちたら」(Crystal Kayのリメイク)。「TOMOの皆さん、VIBY LANDへようこそ! 今日は一日楽しんでいきましょう!」というメンバーの呼びかけに大きな歓声が寄せられ、メンバーはその光景を笑顔で見つめている。RYOHAは得意のブレイクダンスを披露するなど、見どころもたっぷりだ。後半はセンターステージへ移動し、手を振ったり、指ハートを送ったりしてファンサービス。TOMOとより近い距離から歌声を届けた。

最初のMCでは、「おしゃべり大好きな19歳。リーダーIOです!」、「おつかレンキ! 18歳のRENKIです!」、「メロい担当、AKITOです!」、「みんなのアイドル、RYOHAです!」、「世界一かわいいKOTAROです!」とそれぞれのキャラクターをアピールしながら自己紹介。会場を沸かせたところで、3曲目はこれまでもライブで披露してきた「LA・LA・LA LOVE SONG(カバー)」だ。最年少であるKOTAROの歌い出しでグッと曲の世界観に引き込み、着席スタイルのパフォーマンスから後半はセンターステージへ。降り注ぐようなTOMOのペンライトに囲まれながら、とびきりのラブソングを大切に歌い上げた。

次のコーナーは、MCとしてウエンツ瑛士が登場。事前に寄せられたTOMOからの質問に答えたり、体を使ったジェスチャーゲームに挑戦するなどリラックスしたムードで、ボケたりつっこんだりしながらユニークな回答を連発していた。後半はIOとKOTARO、AKITOとRYOHAとRENKIのチームに分かれ、3台のトロッコに乗って客席へ。会場を1周しながらTOMOがジェスチャーしているお題のポーズを当てていくというもので、両者本気の盛り上がりを見せていた。

ゲームコーナーを終え、ウエンツから「VIBYは、もっと可愛くなる準備をしてきます!」と促されて衣装チェンジをしてきたメンバーは、パステルカラーのケープを纏って登場し、「かわいいだけじゃだめですか?(カバー)」を披露。全力でキュートに振り切ったパフォーマンスに、会場からは「かわいいー!」の大歓声が寄せられていた。

再度衣装チェンジをし、ピンクのオーバーオールで登場した5人。ソファに腰掛けJustin Bieberの「Baby」とOne Directionの「What Makes You Beautiful」をメドレーでカバー。「空も飛べるはず(カバー)」では8人のダンサーも登場し、爽やかな青春感を感じさせる特別なステージを作り上げ、RYOHAは「TOMO、最高の景色をありがとう!」と叫んでいた。

ライブ後半、「ここからは撮影OKです!」ということで、まずは8月5日に配信された最新曲「Gotcha (ガチャ)」を披露。これはTOMOに贈る初のファンソングで、TOMOのみんなと奇跡的に出会えたことへの感謝や、これからもずっとTOMOだよという気持ちが込められた楽曲だ。華やかな銀テープが降り注ぎ、一体感に包まれながら笑顔と歌声を交わし合っていた。そして、ラストは「今日ここにいるみんなに「HANAMARU」を!」と、再びトロッコに乗って「HANAMARU」を披露。一人ひとりと視線を合わせるように客席を見つめ、集まってくれたTOMOのみんなに笑顔で感謝を伝えていた。

全8曲を歌い終えた5人は、VIBY初となるファンミーティングツアー<VIBY FAN MEETING TOUR 2027 Spring>を開催することを発表。「今度はみんなに会いにいくので、待っててください! 愛してます!」とAKITOは笑顔を見せてコメント。その後の写真撮影では、客席に背を向けて準備するメンバーにサプライズがあった。1万人のTOMOが「ずっとTOMOだち VIBYデビューおめでとう!」のメッセージを掲げ、その光景を見たメンバーは大感動。最初から号泣していたRYOHAに続き、KOTAROも泣き出してしまった。

最後の挨拶では、まずKOTAROが「小さい頃からダンスしかやってなかったけど、ミジョンさんに出会って、こんなに大きな舞台で、たくさんのTOMOに出会えた。これからも僕たちといろんな景色を見ましょう」と涙ながらに挨拶。RYOHAは「武道館をやると言われていろんな心配があったけど、それでも前に進んで、自分たちのできることを一個一個やってきた。僕のことをこの道に誘ってくださって、第2の母になってくださったミジョンさん。いつも応援してくれる家族…」と号泣しながら感謝を伝え、「僕たちの旅路はまだ終わってないので、これからもついてきてくれると嬉しいです!」と締め括った。

AKITOは「韓国に行って良かったなって、この景色を見て思いました。大変なこともあったけど、こうして皆さんに会えたことは運命だなと思います。最高の1日でした。マジで愛してます!」と笑顔を見せ、RENKIは「以前ミジョンさんに「今幸せ?」って聞かれてすぐに答えることができなかった。でも今日5人でこの景色が見れて嬉しいし、本当にすごく幸せです。よく「VIBYになってくれてありがとう」という言葉をよくもらうけど、こちらこそ、TOMOになってくれて本当にありがとうございました!」と素直な気持ちを語った。

最後にIOは「正直ここまでくるのに辛いこともたくさんあったし、辞めたいなと思う日もあった。何のために、誰のために頑張ってるんだろうと思うこともあったけど、今日ここに立って、この日のために頑張ってきたんだって改めて思えた。3年前ミジョンさんについて行ったことは間違ってなかった。このメンバーで本当に良かった。これからもこの広い背中のリーダーについてきてください!」と涙ながらに挨拶をした。

5人それぞれの個性を活かしながらも、素晴らしい一体感で日本武道館公演を終えたVIBY。デビューから2カ月で臨んだこの大舞台は、決して彼らのゴールではない。これからも「Voyage Into Bright Youth(輝く青春の旅路)」というグループのコンセプトを掲げ、さらなる夢に挑み続ける彼らの第一歩にふさわしいデビューショーケースだった。

文◎山田邦子

◾️「Gotcha (ガチャ)」
配信:https://VIBY.lnk.to/gotcha