【インタビュー】HYDE、多重人格を宿した『JEKYLL』が描く表現者の本質「かなりクレイジーです」

■一つのことだけやっていくというのは
■今となってはちょっと考えられないですね
──そして5月17日には、和歌山で一日限りの公演を行なって、5月25日にはいよいよオーストリア・ウィーン追加公演。和歌山公演は急遽決まったのですよね?
HYDE:ウィーンまで少し間が空くし、現地でのリハーサルだけだと心配だったので、「せっかくだったら予行演習を兼ねて和歌山でやってみて、ついでにそれをみんなに観てもらうのもいいんじゃない?」という流れですかね。ツアーでも行けなかったし、急遽和歌山で会場を探していただいたら、県民文化会館がたまたま空いてたので「じゃあ、忙しいけどやっておこうか」と。
──HYDEさんの故郷ですから、ファンの方にとって聖地ですしね。和歌山で歌われる時はやはり、他会場とは何かしら違った感覚がありますか?
HYDE:多少ありますね。親族とか恩師も来ますし。
──ウィーンでのリハーサルはどのぐらいの日数を設けられているのですか?
HYDE:現地では1日です。
──たった1日なのですね。現地とのリモート打ち合わせのような事前のやり取りはあるのですか?
HYDE:スタッフが着々とやりとりしています。譜面とかも事前に渡さないといけないですし。

──ウィーン公演は、どのような編成になりますか?
HYDE:連れていくのはバンドとコーラスだけで、あとはウィーンのフルオーケストラとの共演になります。だから逆に和歌山公演はウィーン公演に合わせる形で、照明もなるべくウィーンにあるものを使って、台数も絞って。これまでのライヴを観ていた人からすると質素に感じるかもしれないですね。でも、それを楽しんでもらえたらいいなと思っています。
──ウィーン公演は、HYDEさんがオーストリア観光大使を務められている経緯で、かなり前からお話はあったのでしょうか?
HYDE:いや、それがそうでもないんです。この前、ヨーロッパツアーをした時(※2025年に国内外を巡ったワールドツアー<HYDE [INSIDE] LIVE>)に、“なんでオーストリア公演が入ってないんだ?”と思っていたぐらいなので。オーケストラツアーを開催するとなったぐらいのタイミングで、その話が持ち上がったんです。L’Arc-en-Cielの活動もあるので、最初は返事の仕方が微妙だったんですけど。でも、「これはぜひやるべきじゃない?」って。「集大成になるし、スケジュール的には少し大変でもやりましょう」という感じで決定しました。
──日本からもファンの方が行かれると思いますが、現地で待ってる方も多いでしょうね。
HYDE:ヨーロッパのファンが集合することになると思います。
──そんな皆さんに向けて、どのようなライヴをお届けしたいですか?
HYDE:日本でやってたツアーの曲をやるので、そこはほぼ変わらずですが、インパクトはすごいと思います。
──さらに、オーストリアで撮り下ろした写真集第2弾『Jekyll and HYDE in Salzburg』も、CDと同日の5月13日に発売されます。第1弾のロケ地はウィーンでしたが、今回のザルツブルクはいかがでしたか?
HYDE:前回のウィーンは初夏だったんですけど、今回はクリスマスシーズンのザルツブルクで、とても素敵な街でした。
──撮影は何日間行われたんですか?
HYDE:「THE ABYSS」と「FADING OUT」のMV収録と並行して撮影していたので、1週間ほどいたかな。オーストリア観光大使をさせていただいているので、普通なら入れないようなところにも入れてもらって、撮影しました。写真がどうこうというよりも、“そこへ行けてよかったな”みたいな感じでしたけど(笑)。
──ソロでもL’Arc-en-Ciel でも充実した活動をなさっていますが、現時点ではどのような未来図を描いてらっしゃいますか? コンサートでは「将来は小さなバーで静かな曲のライヴをしたい」といったMCもありましたけれど。
HYDE:どうでしょうか。徐々にこういう曲が増えていくんじゃないですか。
──しっとりダークな?
HYDE:はい。で、そういう場所でやったりするんじゃないですかね。まだそこまでちゃんとは考えてないですけど。でも、そういう夢はありますよ。
──今後、また激しいモードのライヴをするターンもありそうですか?
HYDE:自分で“カッコいい”と思えているかどうかですね。今はそう思える部分がまだあるので、ハードなものをやれていますけど、“カッコよくない”と思ったらやめちゃうでしょうね。それで別の方向……例えば『JEKYLL』のような方向にすると思うんですよ。ただ、これはいつでもできるので。ロックは今のうちに、動けるうちにやっといたほうがいいかなと。
──静と動の2パターンに限らず、今後いろいろな表現をされる可能性があると?
HYDE:そうですね。一つのことだけやっていくというのは、今となってはちょっと考えられないですね。
──特化して極めていくのも一つの道ですが、HYDEさんはあまりそういう方向にワクワクなさらないと?
HYDE:はい、無理です。それだとずっと夏が続く感じ。夏はたまに来るからいいけど、常夏は嫌だな。

──四季があったほうがいいと。35周年を迎えるL’Arc-en-Cielは、8月に<SUMMER SONIC 2026>にヘッドライナーとして初出演されます。HYDEソロでのサマソニ出演実績が影響しての抜擢だと思うのですが、いかがでしょうか?
HYDE:僕もそれはあると思いますけど、やっぱりL’Arc-en-Cielのパワーはすごいなと思います。今回L’Arc-en-Cielがフェスに出るのは珍しいですが、フェス慣れしてるhydeがフロントマンなので華のある演奏ができるだろうなと思います。
──L’Arc-en-Cielとしては、<THE ROCK ODYSSEY 2004>や<SAYONARA 国立競技場 FINAL WEEK JAPAN NIGHT>など、野外イベント出演経験がありますが、今回のフェス出演はHYDEさんにとって思いがけないことですか? それともチャンスがあればずっと出たかったという感覚ですか?
HYDE:ハマるものがあれば出ていたのかもしれないですけどね。今回はたまたまタイミングもよく、やる気もあったという(笑)。
──<SUMMER SONIC>も25周年というアニバーサリーで注目を集めるタイミングですし、L’Arc-en-Cielと新たな出会いをする音楽ファンも多いはずです。絶妙なブッキングですよね。
HYDE:そう思ってもらえればありがたいですけどね。風邪ひけないな。
──セットリストはHYDEさんが組まれるのでしょうか?
HYDE:どうか分からないですけど、ヒット曲で埋め尽くすつもりです。
──ダークなところもぜひお願いします。
HYDE:うん、それも必要ですね。
取材・文◎大前多恵
撮影◎森好弘

◾️アルバム『JEKYLL』
2026年3月11日(水)配信開始
配信リンク:https://hyde.lnk.to/jekyllPR
2026年5月13日(水)CDリリース
CD購入:https://hyde.lnk.to/jekyll_cdPR
【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤(CD+Blu-ray+M∞CARD+ブックレット+グッズ)】
PDCV-1251 / 14,850円(税込)
※完全数量限定 / LPサイズ特別BOX
◯CD:デジパック仕様
◯Blu-ray / M∞CARD (エムカード) 収録映像
・CD収録楽曲 全10曲のMusic Video
・Special Movie
※M∞CARD (エムカード) 初回アクセス期間:2026年5月12日~2028年5月12日
※Blu-rayとM∞CARD (エムカード) の収録映像は同内容です。
◯ブックレット:LPサイズ
◯グッズ:アクリルパネル4枚セット
【初回限定盤(CD+Blu-ray+M∞CARD)】
UICV-9345 / 6,490円(税込)
◯CD:デジパック仕様
◯Blu-ray / M∞CARD (エムカード) 収録映像
・CD収録楽曲 全10曲のMusic Video
・Special Movie
※M∞CARD (エムカード) 初回アクセス期間:2026年5月12日~2028年5月12日
※Blu-rayとM∞CARD (エムカード) の収録映像は同内容です。
【通常盤(CD)】
UICV-1120 / 3,300円(税込)
◯CD:12㎝プラスチックケース仕様
▼収録楽曲 ※全形態共通
01.DIE HAPPILY
02.SSS -HYDE Ver.-
03.MAISIE -HYDE Ver.-
04.FINAL PIECE
05.SO DREAMY
06.THE ABYSS
07.TATTOO
08.NOSTALGIC
09.SMILING
10.FADING OUT
●全形態初回プレス封入特典:ニューシングル「THE ABYSS」&ニューアルバム『JEKYLL』連動応募MONSTERS CHANCE
※ニューシングル「THE ABYSS」とニューアルバム『JEKYLL』の商品に封入されているシリアルナンバーで連動応募抽選特典に応募可能。
▶賞品内容:HYDE CHANNEL公開収録ご招待
開催予定日:2026年7月31日(金)
開催場所:東京都内(予定)
ご当選人数:700名様(予定)
・開催時間、開催場所等の詳細は後日ご当選者様のみにご案内いたします。
・ご当選者様はイベント当日ご本人確認を実施させていただきます。
・会場までの交通費・宿泊費等の旅費等はご当選者様のご負担となります。
▶応募期間:5月13日(水)12:00~5月17日(日)23:59
※応募者にはもれなくデジタル壁紙をプレゼント
詳細:https://www.universal-music.co.jp/hyde/news/2026-05-08/

●CDショップ別購入者特典
・VAMPROSE STORE:クリアファイル
・Amazon:メガジャケ
・楽天ブックス:A2ポスター(楽天ブックス限定絵柄)
・タワーレコード:A2ポスター(タワーレコード限定絵柄)
・HMV:A2ポスター(HMV限定絵柄)
・UNIVERSAL MUSIC STORE:A2ポスター(UMストア限定絵柄)
・その他CDショップ:A2ポスター(その他CDショップ限定絵柄)
■ 『JEKYLL』 LP
【アナログ盤LP】PDJV-1015 / 5,500円(税込)
予約URL:https://store-annex.universal-music.co.jp/product/pdjv1015/
※UNIVERSAL MUSIC STORE限定商品
※販売予定数に達し次第、販売終了となります。
▼収録曲 ※通常盤CDと同内容
01.DIE HAPPILY
02.SSS -HYDE Ver.-
03.MAISIE -HYDE Ver.-
04.FINAL PIECE
05.SO DREAMY
06.THE ABYSS
07.TATTOO
08.NOSTALGIC
09.SMILING
10.FADING OUT
■<HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL in Wakayama>
5月17日(日) 和歌山県民文化会館 大ホール
open16:00 / start17:00
▼チケット
全席指定 12,000円
車いす席 12,000円
[FC限定]アップグレードシート 30,000円
※チケット料金 12,000円+アップグレード料金 18,000円
一般発売:5月10日(日) 10:00〜
(問)キョードーインフォメーション 0570-200-888

◾️<HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL in Wien>
5月25日(月) Wiener Konzerthaus , Großer Saal
ツアー特設サイト:https://www.hyde.com/pages/jekyll2026
■<HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL in Wien LIVE VIEWING>
【ライブ・ビューイング(生中継)】
5月26日(火)2:30開演(※日本時間)
※開演時間まで<20th Orchestra Concert 2021 HYDE HEIANJINGU>の上映を予定しております。
※18歳未満(高校生以下)の方は、保護者同伴であってもご入場いただけません。
※ライブ・ビューイング(生中継)では入場時に年齢確認をさせて頂く場合がございますので、当日は年齢確認ができる身分証明書をご持参ください。
※映画館によってはコンセッションのご利用時間外となります。あらかじめご了承ください。
▼会場
全国各地の映画館:https://liveviewing.jp/hyde-jekyll-in-wien/
※開場時間は0:00を予定しております。
▼チケット
¥5,500(税込/全席指定)
※3歳以上有料/3歳未満で座席をご使用の場合は有料
※プレイガイドでチケットをご購入の際は、チケット代以外に各種手数料がかかります。
【ディレイ・ビューイング(収録上映)】
5月26日(火)19:00開演(※日本時間)
▼会場
全国各地の映画館:https://liveviewing.jp/hyde-jekyll-in-wien/
※開場時間は映画館によって異なります。
※大阪府では条例により、16歳未満の方は終了時間が19:00を過ぎる上映には、保護者同伴でないとご入場いただけません。
▼チケット
¥4,500(税込/全席指定)
※3歳以上有料/3歳未満で座席をご使用の場合は有料
※プレイガイドでチケットをご購入の際は、チケット代以外に各種手数料がかかります。
【一般発売(先着)】
受付期間:5月16日(土)18:00~5月22日(金)12:00
◯ローソンチケット:https://l-tike.com/hyde-jekyll-in-wien/
◯ローソン、ミニストップ店内の端末「Loppi」
※おひとり様につき4枚までお申込みいただけます。
※一般発売は先着順となりますので、予定枚数に達し次第受付を終了いたします。
(問)ローソンチケットインフォメーション:https://l-tike.com/contact/
※チケットご購入、ご来場前に必ずHP記載の注意事項をご確認ください。
主催:VAMPROSE
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
情報サイト:https://liveviewing.jp/hyde-jekyll-in-wien/







