【レポート】あいみょん率いる“大型新人バンド” OJAMASHIMA’s、初ライブ

1月15日、OJAMASHIMA’s(おじゃましまーず)が赤坂カントリーハウスで初めてのライブを開催した。メンバーはボーカル/ギターがあいみょん、ギター/ベースにペトロールズの長岡亮介とアイゴンこと會田茂一、アコーディオンに佐藤芳明、パーカッションに三星章紘という5人。本記事ではオフィシャルからのレポートをお届けする。
OJAMASHIMA’sはそれぞれが多方面で活躍するメンバーによる“大型新人バンド”でありながら、結成やライブに関する告知はほぼほぼ行われず、開演時刻の21時になるとあいみょんのInstagramのアカウントで突如生配信が始まって、年明け早々のサプライズにSNSではファンの驚きと喜びの声が溢れかえった。
バンド結成のきっかけは、昨年10月にリリースされたあいみょんのシングル『ビーナスベルト』のカップリングに収録された新曲「おじゃまします」。この曲のアレンジを担当したのが、これまでにも度々あいみょん楽曲に関わっているアイゴンで、彼がこの曲への長岡の参加を提案。自身のバンドであるペトロールズでの活動に加え、著名アーティストをサポートする、日本屈指のギタリストである長岡があいみょんの楽曲で初めてギターを弾いた、記念すべき一曲となった。そして、11月には長岡がパーソナリティを務めるラジオ番組にあいみょん&アイゴンがゲスト出演。ここで話が大いに盛り上がり、佐藤と三星を加えてのバンド結成、さらには初ライブと、一気に話が進んでいった。




赤坂カントリーハウスは1976年にオープンした老舗のライブハウスで、長岡は20歳の頃から毎月このお店に出演し、ホームグラウンドと言っても過言ではない。そんな長岡と縁の深い場所に、あいみょんが「おじゃまします」というわけだ。レンガをあしらった店内はアットホームな雰囲気で、幸運にもチケットを購入できたのはお店の常連だという2名のみ。あとはメンバーの友人が招かれていて、Instagramの配信ではあいみょんの普段のサポートメンバーであるギターのqurosawaと、ドラムの伊吹文裕も客席に映り込み、SNSでは「あれクロちゃんとイブイブじゃない?」というファンのポストも見受けられた。

開演時刻の21時を過ぎると、OJAMASHIMA’sの5人が「おじゃまします!」と言いながらステージに登場。ウェスタン風のGジャン姿が新鮮なあいみょん、ハットを被ったアイゴンらがステージに並び、「みなさん、はじめまして。新人バンドのOJAMASHIMA’sです!」という挨拶から、1曲目に演奏されたのは「君のこゝろ」。長岡はギターを、アイゴンはベースを、椅子に座ってリラックスした様子で演奏し、「おじゃまします」のレコーディングにも参加している佐藤のアコーディオンがいいアクセントに。アコギを弾きながら歌うあいみょんは最後にビブラスラップを打ち鳴らし、初めてのステージを楽しんでいる様子が伝わってくる。
あいみょんがタンバリンを叩いた2曲目の「die die die」は、長岡のカントリースタイルのギターが素晴らしい。もともとあいみょんはフォークがルーツにあり、カントリー風のアレンジの曲も多いので、長岡との相性はピッタリだ。3曲目は年末の「NHK紅白歌合戦」でも披露された「ビーナスベルト」。アイゴンはラップスティールを弾き、三星がウィンドチャイムを鳴らしたりと、OJAMASHIMA’sならではのアレンジが非常に効果的。お客さんに「今日はどちらからお越しなんですか?」と話しかけたり、終始和やかなムードでライブが進むと、「チカ」では長岡がファンキーなベースで盛り上げる。あいみょんのライブの定番曲「ふたりの世界」もOJAMASHIMA’sの編成とバッチリハマり、佐藤によるアコーディオンのソロも大きな見せ場を作り出していた。


ここで長岡がOJAMASHIMA’s結成の経緯を語ると、あいみょんの「今日が初めてのライブで、今日惜しまれつつ解散せなあかんのかなと思ってたけど、そんなつもりはなさそうです」という言葉に拍手が起こる一幕も。アイゴンが「路上でもやるし、次のライブが甲子園だったらハッピー」と冗談ぽく話せば、あいみょんは会場の雰囲気に合わせてメンバーがバンダナを巻いていることに触れて、「私バンド組んでみたかったから、本当に嬉しい」と話したりと、あいみょんとアイゴンを中心に、バンドの雰囲気はとてもいい。さらに、実はOJAMASHIMA’sのXアカウントがすでに開設されていること、我喜屋位瑳務によるイラストが描かれたステッカーがあることなどに触れ、「チケット2枚売れて嬉しい。ビールくらい飲めるよ」「ノルマがなくてよかった」と、キャリアのある5人が新人バンドらしいやり取りをする姿もこの日ならではの貴重なものだった。
「次はまたどこにおじゃまするのかな?ということで、最後に聴いてください!」と言って演奏されたのはもちろん「おじゃまします」。ハンドマイクでパフォーマンスをするあいみょんに導かれ、場内は手拍子に包まれて、大盛り上がりでライブは終了。初ライブを終えてホッとしたメンバーの表情が見て取れた。あいみょんにとっては今年11月のメジャーデビュー10周年を控える中、突如結成された大型新人バンドがこれからどんな風に活動していくのか、また新たな楽しみが一つ増えたというものだ。

取材・文◎金子厚武
撮影◎永峰拓也

■セットリスト
1. 君のこゝろ
2. die die die
3. ビーナスベルト
4. チカ
5. ふたりの世界
6. おじゃまします
◾️<AIMYON 10th anniversary LIVE 2026 「、、、」IN 阪神甲子園球場>
公演日:2026年7月14日(火)・15日(水)
開場/開演:16:30 / 18:30
会場:阪神甲子園球場
特設サイト:https://www.aimyong.net/feature/tententen_koshien
◾️18thシングル「ビーナスベルト」
CD発売&配信日:2025年10月22日(水)
CD購入:https://aimyon.lnk.to/beltofvenus_cd
配信:https://wct.live/aimyon-beltofvenus
特設サイト:https://www.aimyong.net/feature/beltofvenus
・品番:WPCL-13688 定価:¥1,210(税込)
・収録曲
M1 ビーナスベルト
M2 おじゃまします
M3 ビーナスベルト(Instrumental)
M4 おじゃまします(Instrumental)
◾️<AIMYON FAN CLUB TOUR 2026“PINKY PROMISE YOU vol.2”>
2026年
3月2日(月)東京・東京ガーデンシアター
3月3日(火)東京・東京ガーデンシアター
3月11日(水)広島・広島文化学園HBGホール
3月13日(金)福岡・福岡サンパレス
3月31日(火)北海道・札幌文化芸術劇場hitaru
4月2日(木)宮城・仙台サンプラザホール
4月16日(木)愛知・アイプラザ豊橋
4月17日(金)愛知・アイプラザ豊橋
4月20日(月)大阪・フェスティバルホール
4月21日(火)大阪・フェスティバルホール
全公演:OPEN 17:30/START 18:30
特設サイト:https://www.aimyong.net/feature/pinky_promise_you_02






