【ライブレポート】野田愛実、“blue”の世界に深く沈み、涙が溢れた<EMI NODA Asia Tour 2025 “blue”>完走「自分を認めて愛してあげられる、そんな時間であったら嬉しい」

2025.11.25 12:22

Share

野田愛実が、全国6都市・中国4都市を巡った<EMI NODA Asia Tour 2025 “blue”>を11月23日の東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてファイナルを迎えた。

本ツアーは、7月23日にリリースされた1stアルバム『blue』の世界観をそのまま体感できる、五感浸透型のステージ。演出・照明・歌声すべてが“blue”の物語を紡ぎ、会場はまるで感情の海へ沈んでいくような没入感に包まれた。

アルバムに込められた「未熟」「儚さ」「自分と向き合う」というテーマが丁寧に重ねられたセットリストは、まさに“心を揺らす旅”。特に後半パートでは、静かに涙を拭う観客が次々と広がり、会場はまるで“涙活”のような一体感に。感情が溢れ、誰もが自分自身の「blue」と向き合う時間となった。

MCでは「皆さんが会いに来てくれて、温かい笑顔で「大丈夫だよ」と背中を押してくれたから、私は歌うことが、自分自身を愛することができました。皆さんにとっても一緒に過ごした、このかけがえのない時間が、自分を認めて愛してあげられる、そんな時間であったら嬉しいです」とファンへの感謝の気持ちを語った。

アンコールの最後には、テレビ東京系アニメ『FAIRY TAIL 100年クエスト』エンディングテーマ「ties」を会場全員で大合唱。“絆”を歌うこの楽曲が、涙で濡れた会場を優しく包み込み、ツアーは大きな感動とともに幕を閉じた。

心を浄化し、感情を整えてくれる“blueの世界”。野田愛実は今後も、その歌声で人々の涙に寄り添い続ける。

◾️セットリスト

OP.Into the BLUE
M1.シャッター
M2.自在 
M3.怪獣(cover)
M4.hands
M5.bae
M6.夏の夜
M7.feel
M8.VISION
M9.衝動
M10.TSUBOMI
M11.butterfly effect
M12.おかえり
M13.明日
M14.Only Human(cover)
M15.ロスタイム

encore
En1.cover
En2.yourself
En3.ties