【インタビュー】BAND-MAID、最新EP『SCOOOOOP』完成「以前の自分たちだったらこんなふうにはできなかった」

シングルではなく、アルバムでもない。EPという作品形態はその中間に位置するものだが、どちらでもないからこその自由度がそこにはあり、時には実験や試行の機会となり、結果的には過去と未来とを繋ぐものになったりもする。
10月22日にリリースされたBAND-MAIDの『SCOOOOOP』は、まさしくそんな一枚だ。「Zen」、「Ready to Rock」、そして「What is justice?」というきわめて強力なキラーチューンの連発を経て登場したこの作品の制作背景について、5人がいつものように賑やかに語ってくれた。2025年1月から連続アニメタイアップシングルとしてリリースされたあの3曲を入口としながらこのバンドに興味を持ち始めた人たちにも是非お読みいただければ幸いだ。
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◼︎「Present Perfect」はそれぞれの「リード曲はこうあって欲しい」という考えを汲み取りながら形にすることができた
──『SCOOOOOP』のレコーディング完了からは少しばかり時間も経てきたわけで、この作品についての感触も変わりつつあるんじゃないかと思います。実際どうでしょうか?
小鳩ミク(G, Vo):最近はリハーサルで新曲を合わせる機会も多くなってきていて、お給仕(=BAND-MAIDのライブ)での披露に向けて着実に準備を重ねていますっぽ。そこでやっぱり、新曲たちに対して感じる距離感のようなものがどんどん近付いてきている気がしますし、「もうすぐこの子たちの全貌を披露できるんだな」というワクワク感がどんどん膨らんできている感じですっぽ。
──披露するうえでは結構準備が必要とされる曲たちでもあるはずです。(全員、頷く)
MISA(B):どの曲についても間違いなく馴染んできている感じはあるんですけど、「難しいよね」という話をメンバー間でもよくしています。難しさの種類がこれまでとは違うというか。
AKANE(Dr):メンバー個々が持っているグルーヴの違いのような部分についても、実際にリハでみんなで演奏してみた時に初めて気付かされるところがありますね。曲を聴いているだけでは気付けないようなことが実際あるんです。だからそういった部分についてもみんなで合わせていかないといけないな、と考えさせられたり。
──特に今作の場合、曲によって演奏者に求められるものがかなり違いそうですもんね。
SAIKI(Vo):そうなんですよ。それぞれに違った濃さのある曲たちだと思いますし、同じような曲がないというのはとても魅力的なところじゃないかと思います。完成してから、何回もこの曲順で聴いてきたんですけど、自分でも他人事みたいに「いいEPだな」と思いつつ、「次、どうするの?」と思わされたり(笑)。しかも聴いていて、時間が経つのが結構速く感じられるというか。「次の曲は何だっけ?」と思っていたらもう最後のインスト「Lock and Load」まで来ていた、みたいなことがよくあるんです。ただ、そこでまたもう一度1曲目から聴きたくなるような繋がり感もあって、そこもいいな、と。

──いいことだらけじゃないですか(笑)。でも確かに同じEPというサイズ感ではあっても『Unleash』とは違ったスピード感があるように思います。
SAIKI:はい。なんかアダルトさが増したかな、と思います。ちょっと成熟した感じがあるというか。
小鳩ミク:『Unleash』の時は若々しさ、フレッシュさが打ち出されていたので、特に今回はそういう印象がいっそう強まっているんじゃないかと思いますっぽね。
KANAMI(G):実際にみんなで楽器を合わせてみて、もちろんさきほどAKANEも言っていたように全員のグルーヴを重ねながら高めていかないといけないな、というのもあるんですけど、同時に、それぞれの曲がお給仕を通じてもっと進化していくことになるんじゃないかな、という期待感があるんです。そこでさらにアレンジが変わっていって面白くなるんじゃないかと思える曲もありますし、ある意味、私たちの曲はお給仕で完成するものだと思っているので、今回の曲たちもお給仕でどんどん成長しながら完成形に近付いていくんだろうな、なんて自分でも思いながら聴いています。
──そうなってくると、間近に控えているツアーのFINAL ROUNDがますます楽しみになってきますね。
KANAMI:そうなんですよ。しかもそのFINAL ROUNDの3公演のなかでも進化の過程をみせていけるはずだし、12月7日の東京ガーデンシアターがファイナルになるわけですけど、そこでどれだけのものになっているかが楽しみだね、という話をメンバー間でもしているんです。だからそれに向けてSAIKIがどんなセットリストを組んでくるかについても楽しみなんです。
SAIKI:実際、セットリストはもうだいぶ固まってきました。演奏するつもりでいる曲のリストアップはすでに済んでいて、そこから組んでいくんですけど、まだ全貌は見えていないにしても「この曲とこの曲は繋げるよ」みたいな要所要所の選曲については、すでに少しずつ伝えていたりするんです。
──だいぶ大変そうですか?
MISA:まだちょっと、わからないですね。
小鳩ミク:ただ、どんな流れになるにしても大変そうだね、という話はしてるんですっぽ。
KANAMI:ちなみに昨日のリハの後、すっごく疲れてしまってたみたいで、家に帰ってから30分寝ちゃいました(笑)。
AKANE:わかるわかる。やっぱり1曲1曲のカロリー消費量がすごくて。
──やはり新曲のリハの場合、神経を遣うところもあるでしょうし、そのぶん消耗度が高くなるようなところあるんでしょうか?
KANAMI:それはありますね。しかもセットリストを想定しながら‟流れ”で合わせていると、普段のリハとは違う疲労感みたいなものがあって。
SAIKI:そう、1曲を合わせるのとは違った消耗があるんです。
小鳩ミク:新曲と繋げてやってみると、以前からの曲についても「この曲、こんなに疲れたっけ?」と思わされたりすることがありますっぽ。
──なるほど。さて、ここからはこの『SCOOOOOP』の収録曲のうち、ここで初めて聴ける各曲について訊いていきたいと思います。まず1曲目に配置されているのが「Present Perfect」。この曲は確か、このEPのリードトラックにすることを前提に作られたものなんですよね?
KANAMI:そうですね。この曲については「私たちの新たな名刺になる曲を作りましょう」という話から始まっていて、まず私が「今のBAND-MAIDらしさ」「今のBAND-MAIDが出すEPのリード曲にするならこういう曲」というのを意識して作った短いデモを2曲用意して、みんなに提示してみたところ、全員がこの「Present Perfect」のほうを選んできたんですね。そこで、いつもだったら私が全体の構成とかについて考えていって、みんなにアレンジを投げるような作業の進め方をしてきたんですけど、この曲については「みんなで作っていこう」というのがあったので、みんなにもデモを聴きこんでもらい、アイディアや意見を出してもらいながら、それを私がまとめていく形で構成していったんです。そこがいつもとは違っていて、そのぶん新しいアイディアというか、それぞれの「リード曲はこうあって欲しい」という考えを汲み取りながら形にすることができたので、「みんなで作り上げた1曲」という気持ちが大きい……と思うんだけど、どう?(笑)
小鳩ミク:わっ、急に話を振られましたっぽ(笑)。
KANAMI:今、結構頑張って話せたんだけど、途中で結論がわからなくなってしまって(笑)。でもとにかく、この曲については「みんなで作ったもの」という思い入れがすごくあります。
MISA:そうやって作った曲だからこその特別感みたいなものがありますね。
AKANE:各自がアイディアを持ち込むことで、イメージが膨らむところもありますし。
KANAMI:たとえば転調するところなどについては私が元々用意していたんですけど、ひとりで最後まで作っていたらこうはならなかったと思いますね。
SAIKI:みんなでアイディアを出すということになって、まずはそれぞれ個別にKANAMI宛てに送って。のちにそれを反映させた結果こうなった、というものが返ってくるという流れだったので……実際のところ詳細というか、それをどうやってまとめたかについてはKANAMIにしかわからないところがあるんですよ(笑)。私たち4人は「こうしたい!」ということを言いたいだけ言って、それをKANAMIがまとめてくれたという感じだったので。
──つまりKANAMIさんからの「ご意見ご希望をお寄せください」という申し出に全員が答えまくっていったわけですね?
KANAMI:はい。それを私が取り入れながらまとめて「ご意見ありがとうございました。このようにまとまりました」というのを提示したわけなんです(笑)。だから通常の場合以上に手間がかかった部分もあるんですけど、作り方として面白かったですね。「みんなからの意見を募るとこんなアイディアが出てくるんだ」というのもあったし、テイストの違う2曲を用意していった時に全員がこっちの曲を選んできたのも面白かったです。「そうか、みんなが求めてるのはこっちなんだ」というのを確認できたのも良かったなと思います。
──そんな話を聞くと、今回選ばれなかったもうひとつの曲がどんなものだったのかが気になってきますが。
KANAMI:もう一つの曲も好評なので「それもアレンジを進めておいてね」ということになってるんですけど、EPの中での曲の並びを考えた時に「Present Perfect」のほうが選ばれた、という感じでもありましたね。
SAIKI:そう。あくまでそこでの意見が全員一致したということで、選ばれなかったもう1曲が曲として良くなかったとか、そういうことではないんです。
小鳩ミク:このEPには3曲のタイアップ曲を入れることも決めてましたし、他の新曲のいくつかは先にできていたので、そんな中で新たな名刺になる曲をひとつ作ろうとなった時に、こっちの方向の方がいいということになったんですっぽね。
──歌詞に目を向けてみると、名刺というだけあって、これまでの過去を象徴する言葉がたくさん散りばめられていますけど、そういった象徴的な1曲を作っていくうえで、音楽的な意味ではどんな要素が欠かせないと思いましたか?
SAIKI:私はやっぱり、エモいメロディですね。BAND-MAIDらしい曲にしていくうえでは、まずそれが必要だと思います。それと、オケ自体がメンバーそれぞれの存在感のあるものになっていること。そこがBAND-MAIDの魅力だと思っていますし、実際この曲のオケもそういうものになっていると思います。
小鳩ミク:曲構成の展開のあり方、展開が豊富なところにもBAND-MAIDらしさがあると思いますっぽ。1曲の中でのストーリー性のようなものがすごく好きだって言ってくださるご主人様お嬢様(=BAND-MAIDのファンの総称)もとても多いですし、そこもすごく大事な要素だと思っていますっぽね。
MISA:私としては、この曲ではスケール感を出したかったので、フレットの移動の幅をすごく広くして、そこでの工夫を結構してみました。デモを聴いた段階でも「スケール感が大きいな」という印象がありましたし、リード曲ではそういう部分を出せたらいいな、と考えていたので。
AKANE:BAND-MAIDの曲では、SAIKIのボーカルメロディとドラムのビートが縫っていくように絡んでいくことがとても多いので、メロディを引き立たせたい時には、ちょっと後ろに下がることをいつも意識しながら叩いているんですね。今回はそういう駆け引きの部分をしっかりと出せたかな、という手応えがあります。
──「Present Perfect」というタイトルが意味するのは現在完了形。それだけに「これまでがあるからこそ今現在がある」という歌詞になっていますよね。その歌詞のなかでも「We are the story」というフレーズがとても象徴的だと感じました。これがそのままタイトルになっていてもおかしくないくらいだと思います。
小鳩ミク:そうなんですっぽ。歌詞を考えている時に、そのフレーズは絶対にサビの頭に持ってきたいというのがあったので、そこは自分でもこだわりましたっぽね。そこがやっぱりこの歌詞の肝の部分だと思っているので、それこそ本当にタイトルにしてもいいくらいだと思っていたんですっぽ。今回のEPでは、私たち自身のことを自分たちで発信していくというのもテーマのひとつだったので、この5人だけではなく、ご主人様お嬢様も含めて「私たち」という捉え方をして、「これは私たちの物語なんだよ」ということを表現したかったんですっぽ。
──バンド側が物語を作って提供しているのではなく、それをみんなで作りあげていっているということなんですね。この曲ではSAIKIさんのボーカルもすごいです。最初の歌い出しはすごく生っぽい声で始まって、そこから一気に張り上げていくじゃないですか。
SAIKI:びっくりしちゃいますよね(笑)。お給仕ではどうなっちゃうんでしょう? まあリハでも実際、このまま歌ってますけど(笑)。
──これまでにもいきなり歌から始まる曲というのはありましたけど、ここまで一気に張り上げていくのは初めてですよね?
SAIKI:そう、初めてだったんですよ。これはなかなか自分でも新鮮でした。喉がマッチョじゃないと絶対対応できない感じというか(笑)。あそこで急に張り上げるというのは瞬発力のようなものも求められるし、喉の切り替えが必要になってくるんですよ。そもそもデモの段階ではあそこの“Yeah!”は、もうちょっと違う感じの“Yeah!”だったんですね。言ってみればもう少し男性っぽい感じの、引っかけずにガーッと行く感じの“Yeah!”だったんです。それを逆に、もっと女性的な歌い方にしてみた結果、こうなったんです。
──“Yeah!”ひとつをとってもいろいろなアプローチの仕方があるわけですよね。そしてこの曲の後に「Ready to Rock」と「What is justice?」を挟んで4曲目に登場するのが「SUPER SUNSHINE」です。これはまさに、初めてお給仕を観に来たような人たちもすぐさま巻き込めるような盛り上げ曲だと思います。
KANAMI:まさにそうですね。この曲は、わりと前からあったものをアレンジしたものなんですけど、確か、フェスなどについてすごく意識していた頃に作っていた気がします。あれはもう2年ぐらい前のことになるのかな? ただ、その当時の自分と今の自分とでは結構違いもあって、今のほうが成長できてるという自覚もあるんですけど、当時の自分の良さというのもあるはずなので。元々の構成とかギターフレーズの良さも残しながら、今の自分なりにいろいろと要素を追加してみたり、より今の自分たちらしいメロディラインに改良してみたり、アレンジ的にも細かいところに手を加えながら「もともとは2年前からあった曲だけど、今のBAND-MAIDが出ているもの」にしてきたつもりなんです。そして曲自体のテーマとしては、まさに“人を巻き込む”ということを目指しましたね。
──そうして曲自体が進化していく過程において皆さんのこの曲に対する印象も変わってきたでしょうし、同時に各々の成長というのもあったはずだと思うんです。
KANAMI:AKANEは特にそれがあるはずだと思います。
AKANE:ドラムはいちばん最初に録っているんですけど、それがもう2023年のことで、ちょうど10周年のツアーで久しぶりに全国を廻っていた頃のことだったんですね。だからライブ感マシマシの状態だったわけです(笑)。お給仕に対しても動機が高まり切っていたなかで録ることができたので、すごく感情移入ができたというか、曲に対していいモチベーションでレコーディングに臨むことができましたし、実際すごくライブ感のある音になっているんじゃないかなと思います。それに対して今は、グルーヴを追求しているなかで、音を重くすることと、どこで落とすかというようなことを意識していることが多いので、むしろ今録っていたらもっと重いビートになって、この元気な明るさというのを出すことが難しくなっていたんじゃないかな、とも思います。
──むしろ2年前のライブ感がこの曲には有効に働いた、ということなんですね?
AKANE:この曲にはそれが良かったんだな、と思います。やっぱり今、リハでこの曲をやってみると、ちょっと重めになってしまいがちだったりもするので。
MISA:私は当時、ドラムのレコーディングのすぐ後にベースを録っていたんですけど、逆にそれから2年経ってみると自分の録り音に納得がいかなくなってしまって、実は改めて録り直しているんです。KANAMIとやり取りをしているなかで、「なんか今よりちょっと下手じゃない?」みたいな話にもなって(笑)。
──2年の時差の大きさを感じさせられることになったわけですね?
MISA:やっぱりここ2~3年で、メンバー全員、急成長していると思うんです。実際の演奏だけじゃなく耳も成長してきてるからなのか、自分の音についてもなかなか簡単には納得できなくなってきているんですよね。
──録り直す時間が充分にあって良かったです(笑)。
MISA:はい。でも結構、カツカツなスケジュールだったんですけどね。
KANAMI:すごい勢いで頑張ってましたね、MISAは(笑)。
小鳩ミク:そうやって変化や成長を反映させることができたのは良かったですっぽね。曲自体についても、2年間と比べるとメロディが少し変わっていたりとか、いろいろと細かいところで違いがあるんですっぽ。そこで、元々の良さも残しながら「こっちのほうが今のBAND-MAIDに合ってるよね」と思えるような変化もあったりするので、そこはすごく良かったんじゃないかと思いますっぽ。この曲ではSAIKIが歌詞を書いているんですけど、結構アドリブ的な要素が多いというか、ハモりの箇所での叫びとかが掛け合いのようになっている部分が多いので、実際にやってみるとそこが結構大変で。リハでやっていても、テンポも遅くないので、ずっと弾きつつ気持ちを上げながら叫ぶというのはなかなかハードルが高いんですっぽ。だから自分自身もテンションを上げて臨まないといけないし、むしろ勝手にテンションが上がっていくところもあるので、お給仕ではご主人様お嬢様と一緒に盛り上がれるはずだと思いますっぽ。

──この曲でのSAIKIさんは、言ってみればスーパースター、スーパーヒーロー宣言をしているような感じでもありますよね?
SAIKI:そう。私たちがスーパーヒーローになってあげようか?という感じですね(笑)。私、元々あんまり「やってやる!」というタイプじゃないんですよ。みんなと一緒だったら「やるぜ!」という感じになれるけど、ひとりだったら「やろうか?」みたいな(笑)。ただ、本当に常日頃からポジティヴサプライズを提供したいというのがあるので、そういった意味でも明るい歌詞にしたいというのがあったんです。それから、実はデモをもらった段階で、さっき小鳩が言っていた掛け合いみたいなパートについても、KANAMIから「これ、小鳩は行けるよね?」と訊かれていて、私は本人に確かめるまでもなく「ギリで行けるね。大丈夫大丈夫」って勝手にOK出してたんです(笑)。だから当初はそのサビの前にあるフレーズとかについても、もっと言いやすいものにしようと思ってたんですけど、敢えて「今、何て言った?」と思われるぐらいの英語のほうがいいな、と考え直して。
──それ自体がフックになるようなものにしたかったということですね?
SAIKI:そういうことです。小鳩もさっき言ってたように、サビの後ろとかでも叫ぶところが結構あるんですけど、そこについても小鳩に何度もダメ出しして、何回もやってもらって。何度も「違う!」とか言ってましたね(笑)。
小鳩ミク:「その人じゃない!」みたいに言われましたっぽ(笑)。
SAIKI:これまでの小鳩とは違う人に出てきて欲しかったんです。だから「それだとちょっとクールすぎる」とか「もうちょっと明るいイメージで」とか「もっと女性っぽさを消してみて」とか、いろいろと注文を付けさせてもらいました。というのも、その時点ですでに自分の歌録りは終わっていて、好感触を得ていたので、そこに自分の声があるからこその小鳩の新しい面、今までとは違った魅力というのを出したかったんです。だからこそ、敢えていろいろと言わせていただきました(笑)。
小鳩ミク:言っていただきましたっぽ(笑)。「そこで新しい人、登場させてくださーい」とか言われましたっぽね。







