The Birthday、映画『次元を超える』EDテーマ「抱きしめたい」の監督・豊田利晃が編集した映画版ショートPV解禁

2025.09.19 12:00

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The Birthdayが、10月17日よりユーロスペース他にて全国順次公開される映画『次元を超える』のエンディングテーマである「抱きしめたい」の映画版ショートPVを公開した。

◆The Birthday 動画

孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の彼女・野々花(芋生 悠)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野は法螺貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは? 窪塚洋介×松田龍平W主演、監督・豊田利晃最新作である。また、『I’M FLASH!』以来、13年ぶりのコラボレーションとなるチバユウスケ率いるThe Birthdayがエンディングテーマを手掛けYOSHIROTTEN、マイケル・アリアス、樋口真嗣など、各業界を代表するスタッフも参加している。

今回解禁されたのは、本映画のエンディングを飾る、The Birthdayの「抱きしめたい」の映画版ショートPV。豊田監督自ら編集し、本編映像とライブ映像が融合した、3種類の映像が公開されている。「抱きしめたい」は、2017年にリリースされたシングル曲で、ライブでも演奏され続ける定番曲だ。チバユウスケの魂のこもった歌声と、「愛」と「闘い」を融合させた詞世界が凝縮されている楽曲で、力強くも切実なラブソングとしてのメッセージ性が高く評価されている。

まず、「抱きしめたい」のイントロに合わせた「阿闍梨と葉巻編」。葉巻をくわえて縁側に佇む危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の姿から始まるその映像は、阿闍梨の表情が次第にアップになっていく中で、修行者・山中狼介(窪塚洋介)が手を合わせて祈る姿や、阿闍梨をじっと見つめる暗殺者・新野風(松田龍平)をはじめ、狼介の彼女・野々花(芋生 悠)、田舎の不良・鉄平(渋川清彦)、阿闍梨の信者・ヤス(東出昌大)、最先端の研究者・高嶋博士(板尾創路)と渡邊助手(祷キララ)など、物語を彩る主要キャラクターのカットが次々と差し込まれ、怪しげで不敵な笑みを浮かべる阿闍梨のドアップで幕を閉じると思いきや、最後に2022年12月に中野サンプラザで行なわれたライブ映像が挟み込まれるという、まさに『次元を越える』のキャラクターとThe Birthdayのロックンロールがシンクロした映像となっているとのこと。

次に、「抱きしめたい」の1番サビに乗せて展開するのが「狼介と新野編」。サビの高まりに合わせて、修行者・狼介が降りしきる雨の山道を歩む姿が映し出されるとともに、血まみれになりながら呆然と歩む暗殺者・新野の姿が重なるなど、二人のキャラクターが対比して描かれ、やがてThe Birthdayのライブ映像へと切り替わり、ステージ上で歌うチバユウスケの熱気とエネルギーが、窪塚洋介と松田龍平の本編映像と共鳴する仕上がりとなっているという。

最後に、3番Aメロに乗せて展開するのが「地球と宇宙編」。「SF映画/地球は/助かった/今頃エイリアン」という歌詞に合わせて宇宙空間に浮かぶ地球の映像が映し出され、地球から回転しながら離れていくという壮大なスケール感のある世界観が広がっていくなか、「どこへ行って」とステージ上でチバユウスケが優しく歌い上げるライブ映像が挿入され、SF的な映像と歌詞がダイレクトに交錯するバージョンとなっているとのこと。

過去、豊田が手掛けた『青い春』ではミッシェル・ガン・エレファントの「ドロップ」をエンディングテーマに、『I’M FLASH!』ではI’M FLASH! BAND(チバユウスケ、中村達也、ヤマジカズヒデ、KenKen)の「I’M FLASH!」(シーナ&ザ・ロケッツ鮎川誠のカバー)を主題歌に使ったりと、長年にわたりチバユウスケとタッグを組んできた豊田。今回、豊田がThe Birthdayの曲を全部聴き直して、エンディグテーマに「抱きしめたい」を選んだという。

監督・豊田利晃

豊田は「いざ『次元を超える』ができあがった時、「抱きしめたい」を映画の最後に流してみると、僕自身、すごく腑に落ちて。映画が語り切れていないところまで、この曲が語ってくれている気がしたんです。特にサビの「俺は決めたんだ/あのクズ共から世界を奪い返すって/それで青に還すんだ/その後でお前を根こそぎ抱きしめてやる」ってラインですね。『次元を超える』という映画にとって最も重要な、でもあまり巧く込めることができなかった“愛”の要素を、チバくんが代わりに歌ってくれている気がしました」と、エンディグテーマに込めた熱い思いを語っている。

◾️映画『次元を超える』
2025年10月17日(金)よりユーロスペース他にて全国順次公開

◆ストーリー
孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の彼女・野々花(芋生 悠)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野は法螺貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは・・・?

◆スタッフ・キャスト
窪塚洋介 松田龍平
千原ジュニア 芋生 悠 / 渋川清彦 東出昌大
板尾創路 祷キララ 窪塚愛流(声の出演) 飯田団紅 マメ山田

監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:豊田利晃
エンディングテーマ:「抱きしめたい」The Birthday(UNIVERSAL SIGMA)
音楽:Sons of Kemet Mars89 中込健太(鼓童) 住吉佑太(鼓童) ヤマジカズヒデ
プロデューサー:村岡伸一郎 行実 良 アソシエイトプロデューサー:市山尚三 長井 龍 撮影:槇 憲治 照明:野村直樹 美術:佐々木 尚 録音:島津未来介 小松将人
衣装デザイン・キャラクターデザイン:澤田石和寛 編集:村上雅樹 音響演出:北田雅也 VFXスーパーバイザー:道木伸隆
惑星ケルマンデザイン:YOSHIROTTEN 惑星ケルマンCG:敷山未来(YAR) 宇宙船デザイン:マイケル・アリアス 特殊相談役:樋口真嗣
エグゼクティブカンパニー:ヤニス・ムチャキス ヒロセ Third Window Films ピアッツァホテル奈良 ベイス ユニバーサルミュージック合同会社
デザイン:サムエム スチール:菊池 修 名越啓介 宣伝プロデューサー:上阪 優 宣伝統括:青木基晃 宣伝協力:石山成人
協賛:元気リゾート yugyo レスイズデザイン アスマキナ 塩入孔志 サンクチュアリ DAIHI ネネム
製作:豊田組 配給:スターサンズ ©️次元超越体/DIMENSIONS

2025年/日本/96分/ビスタサイズ/5.1ch/PG12

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