【フジロック】絶好調! 遂に日本でも大ブレイク!
飛行機のトラブルの為、来日できなかった3日目のトップ・バッター、EVE6の代打として急遽、グリーン・ステージに立ったのがデッドウェイト。 バイオリン、チェロ、ドラムスという編成でヘヴィ・ロックを演奏するサンフランシスコの3人組だ。 まず、ステージに立った3人の見た目の奇抜さに惹かれ、次いで主にクラシックに使われる楽器を使って奏でられるプログレ・パンクにぎょっとさせられる。同郷の変態バンド、プライマスを、ちょっと思い浮かべたりも。でも、デッドウェイトの方が全然、パンキッシュだ。 一体、あれはなんだ!? そんな感じで観客も集まってきた。こういう不思議なバンドに突然、出会えることも、こういうフェスティバル・コンサートのおもしろさだろう。 そんなデッドウェイトに刺激されたわけでもないんだろうけれど、2番手のゼブラヘッドもそれはもう、異常なほどのハイテンションのパフォーマンスを見せてくれた。 ゼブラヘッドはカリフォルニア州オレンジ・カウンティの5人組。 ヒップホップもとり入れた、その音楽性はミクスチャー・ロックなんて呼べるかもしれないけれど、その手のバンドの中でもニュー・ウェイヴの影響を感じさせるこの連中は、既に頭一つ抜きん出てユニークだ。 既に日本でも大ブレイク、洋楽チャートを総なめの勢いである。 今回のステージでも、そんなユニークな演奏をたっぷりと聴かせてくれた。ゴキゲンにポップな新曲「プレイメイト・オブ・ジ・イヤー」(8月2日にリリースされた新作のタイトル・ナンバー)も観客のハートをグッとつかんでいた。 また、シンガーとラッパー、二人のフロントマンが大活躍。 「サワゲ! サケベ!」と日本語の MCで観客を煽ったり、バンドのTシャツを何枚も観客に投げつけたりと、いかにも西海岸のパーティー・バンドのノリで盛り上げた。 Repoterd by Tomoo Yamaguchi, Launch JAPAN |
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