今を代表する女性アーティスト6組が登場!~<REQUESTAGE 4>ライヴレポ
ライヴ・レポート Part2 続いて現われたのはエスニックなスタイルのYUKI、スポーティーな姿のCICOのBENNIE K。彼女たちのほかはDJひとり。広々としたステージの上を駆け回りながら「DREAMLAND」などを披露。「平日にこんなに人がいるなんて…! みんな、暇?(笑)」と驚きと笑いを起こしていた。 そんな超シンプルなステージから一転、次の中島美嘉は、バンド、ホーンセクション、コーラスなど大所帯で登場。しかも中島本人はピンクのベルベッドのたっぷりとしたドレスに、髪はコーンロウと、彼女でなかったら似合わないだろう!?という姿! なかなかの堂々っぷりに観客は圧倒されたよう。中島は大ヒット曲「GRAMOROUS SKY」からスタートさせた。ギターには元STREET SLIDERSの蘭丸。ギターソロが冴えている。ほかにもコーラスワークもたっぷり聞かせてくれ、厚みのあるステージングを展開だ。 新曲「ALL HANDS TOGETHER」では、中島は、昨年夏に襲ったハリケーン、カトリーナの被害を受けた米ニューオーリンズの想いからできた曲と告白。今もまだ3割ほどの復興しかできておらず、もっと応援したいという想いでチャリティーシングルとなるそうだ。この曲に合わせての手拍子を中島が手ほどき。そのステージと観客による手拍子で会場いっぱいになった。 最後はルイ・アームストロングのカヴァー「What a Wonderful World」をしっとりと熱唱。彼女の、線は細いけれどもエキゾチックでファルセットの歌声にぴったり合った、秀逸なアレンジで聞かせてくれた。 やはり中島美嘉は独特の雰囲気を持ち合わせていて、観客はみな彼女の持つ“媚薬”にあてられた、という面持ちだった。手拍子など明るく“陽”なシチュエーションがあったとしても、中島というシンガーの妖艶な空気感に捕らわれてしまう……という抗いがたい雰囲気がぷんぷんだった。 >>ライヴレポPart3へ ※写真をクリックすると拡大写真が見られます |
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