BACKYARD BABIES

スウェーデンで最高の人気と悪名を誇り、ハノイ・ロックスが認めた最後のロックンローラー、バックヤード・ベイビーズ。1989年スウェーデンで結成。ガンズ、モトリー・クルー、ハノイ・ロックス、ラモーンズ、ストゥージーズらの影響を受ける。

1991年「SOMETHING TO SWALLOW」を発表。MTVヨーロッパで絶賛され、スウェーデンのメガロックと契約する。

2004年には"SONIC MANIA"へ出演するため3度目の来日を敢行し、ヨーロッパではVELVET REVOLVERのツアーのサポート・アクトとして帯同するという経験も。そして2005年に、ライヴ・バンドとしての集大成としてライヴ・アルバム「LIVE LIVE IN PARIS」を発表。

2006年にはTHE HELLACOPTERSのニッケ・アンダーソンをプロデューサーに迎え5枚目のスタジオ・アルバム「PEOPLE LIKE PEOPLE LIKE PEOPLE LIKE US」を制作しリリース。そして2007年、メジャーのBMGからドロップ。その年5月にはフェスティヴァルを含む中国公演が控えていたが、チベット問題により直前に急遽キャンセルに見舞われる。

2008年、自分たちのレーベルBillion Dollar Babies Recordsより、通算6作目のスタジオ・アルバムにして、自らのバンド名を冠したアルバム「BACKYARD BABIES」をリリース。8月初頭からは祖国スウェーデンでの公演を皮切りに、10月中旬までヨーロピアン・ツアーに出発。英国、フランス、ドイツなど各国を回った。2008年の11月に行なったジャパン・ツアーも大盛況のうちに終える。

しかし、結成20周年を迎えた2009年11月16日、地元のデイリー紙によるインタビューにてニッケが、無期限活動休止を宣言。1月中旬から2月中旬までヨーロッパと日本でツアーを行なった後、その歩みを止めた。

休止の間、ニッケは、NICKE BORG HOMELANDというソロ・プロジェクトを立ち上げ、2010年にEP「CHAPTER 1」でデビュー。2011年に1stアルバム「CHAPTER 2」、2013年に2ndアルバム「RUINS OF A RIOT」をリリースした。ヨハンもベーシストとして同バンドに参加。ドレゲンは、2011年にMICHAEL MONROEに加入し、2013年に「HORNS AND HALOS」をリリース。同年、初のソロ・アルバムも発表。さらに、自伝の出版や息子の誕生などといった生活環境の変化で体調を崩したこともあり、MICHAEL MONROEを脱退した。

2014年夏から復活作の曲作りを開始するとアナウンスされた。2015年1月には、HARDCORE SUPERSTARらも所属するスウェーデンのソニー傘下Gain Music Entertainmentと契約。2014年6月には、"Sweden Rock Festival"でライヴ活動も再開し復活の狼煙を上げる。そして8月、ついに復活アルバム「FOUR BY FOUR」をリリース。そのアルバムを引っ提げて、"LOUD PARK 15"にも参加した。