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ニュージーランドのケンブリッジという人口1万人ほどの小さな町で育った彼らは'95年、前身バンドのTrinketをスタートさせる。ライヴを重ねるうちに「StoogesやMC5みたいな音を鳴らす奴らがいる」という評判が国中に広がり、'97年にラジオ局のバンド・コンテストで優勝。翌'98年にはバンド名をThe Datsunsと改名し、アクション映画のタイトルにちなんだ「Hellsquad」という自分達のレーベルを設立した。

2000年になると、彼らに願ってもないチャンスが訪れる。The White Stripesのニュージーランド・ライヴでサポーティング・アクトに抜擢されたのだ。それによっていっそう名を上げた彼らは'01年に「Super Gyration」「Motherfucker from Hell」「Fink For The Man」の3枚のシングルをリリース。オーストラリアのツアーでも成功を収め、'02年初めには再びWhite Stripesのツアーに招かれて、ついにアメリカの地を踏む。その後、イギリスへ渡ってアメリカ以上のセンセーションを巻き起こすと、当然のごとく契約の争奪戦という洗礼を受け、その中にはアラン・マッギーが「好きな金額を書いていいから!」と空の小切手を渡したという逸話も。結局、White StripesのいるV2 Recordsと契約したバンドは、ついに1stアルバム『The Datsuns』で世界中にその音をとどろかせることになった。

The Storokes、The Hives、そしてThe White Stripesと、荒削りで野生的なガレージサウンドを聴かせるバンドの勢いはとどまるところ知らないが、往年のLed Zeppelin、Deep Purpleを思わせるThe Datsunsはその中でもまた異質なもの。「結局、みんな自分たちを焼き尽くすような荒々しいパワーをすごく求めてる。で、今まさにThe Datsunsの出番なんだよ」とコメントしたJack Whiteの言葉を待たずとも、'03年の音楽界で相当な話題を呼ぶことは間違いなさそうだ。

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