ニュース・最新情報
-
サウンドガーデン、メタリカ、F・ファイターズら、クリス・コーネルの追悼公演に出演
2017年5月17日に亡くなったクリス・コーネルの追悼公演が、来年1月に開催されることが発表された。
-
ライアン・アダムス、バレンタイン・デーに新曲「Baby, I Love You」リリース
バレンタイン・デーの2月14日(水)、ライアン・アダムスから新曲「Baby, I Love You」が届けられた。
-
S・ルカサー、スラッシュ、R・アダムスら、ウォルター・ベッカーを追悼
日曜日(9月3日)、スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーが亡くなり、ミュージシャンや音楽ファンから多くの追悼の言葉が寄せられている。
-
ライアン・アダムス、ボックス型のレトロなスタジオを使用し、曲をビニール盤に直接録音
ライアン・アダムスが、Voice-O-Graphという公衆電話ボックス型のレコーディング・スタジオを使い、プレイした曲をビニール盤に直接録音し、その経緯を写真と映像で公開した。
-
ライアン・アダムス、テイラー・スウィフトをカヴァーした理由
ライアン・アダムスが、テイラー・スウィフトの最新作『1989』を全曲カヴァーした同名タイトルのアルバム『1989』をリリースした。
-
ライアン・アダムス、テイラー・スウィフトのカヴァー・アルバムを発表
ライアン・アダムスが、テイラー・スウィフトの最新作『1989』の全曲をカヴァーしたアルバムを月曜日(9月21日)デジタル・リリースした。
-
ライアン・アダムス、テイラー・スウィフトのカヴァー・アルバム間もなく完成
ライアン・アダムスによるテイラー・スウィフトの『1989』のカヴァー・アルバムが今週、完成予定だという。
-
テイラー・スウィフト、ライアン・アダムスの『1989』カヴァーに歓喜
ライアン・アダムスが、テイラー・スウィフトの最新アルバム『1989』の全曲カヴァー・プロジェクトを進行中だ。
-
ライアン・アダムス、ジョニー・デップとのレコーディングを語る
ライアン・アダムスが友人ジョニー・デップとのレコーディング・セッションの様子を語った。
-
英アルバム・チャート、ステップスのベスト盤が1位に
今週の英シングル・チャートは、先週に続きリアーナの「We Found Love」が1位を、マルーン5の「Moves Like Jagger」が2位をキープ。
-
ノラ・ジョーンズ、新作は名コラボの記録集
ノラ・ジョーンズが過去10年間で行なってきたコラボレーション作品を集めたアルバムがリリースとなる。
-
ノラ・ジョーンズ、新作『ザ・フォール』から試聴到着
ノラ・ジョーンズの新曲「チェイシング・パイレーツ」が10月5日に世界的に公開された。
-
ノエル、オーディション番組を見ていた娘に…
最近、オーディション番組『The X Factor』を批判したオアシスのノエル・ギャラガーだが、同番組を見ていた8歳になる娘との間にこんな会話があったそうだ。
-
Qアワーズ発表
10月8日、英音楽誌『Q Magazine』が主催するQアワーズの発表が行なわれた。
-
結婚ソングNo.1にエアロスミス
あなたが結婚式にかけたい曲は? イギリスのDJを対象にそんな音楽調査が行なわれたらしい。
-
シェリル・クロウの新作が全米チャート初登場!
10月5日付のビルボードによると、シングル「Good Is Good」が好調なシェリル・クロウのニューアルバム『Wildflower』が、最新の200アルバムズ・チャートで2位に初登場した。
-
ライアン・アダムス、グラストンベリーをキャンセル
ライアン・アダムスが急きょ、耳の感染症を理由にグラストンベリー・フェスティヴァルへの出演をキャンセルした。
-
FUJI ROCK FESTIVAL、追加アーティスト第4弾!
FUJI ROCK FESTIVAL '05の追加アーティストが4/18(月)発表された。
-
ライアン・アダムス、ステージ転落事故を語る
先週、リバプールで公演中にステージから転落し、手首を骨折したライアン・アダムスが初めて事故についてNME.comに語った。
-
ライアン・アダムス、ステージから転落
現在、UKツアー中のライアン・アダムスが、パフォーマンス中にステージから転落し手首を骨折した。
-
ライアン・アダムス、ラジオ番組をめちゃくちゃに
気難しいことで有名なシンガー/ソング・ライーターのライアン・アダムスが、評判通りの振る舞いで周りを手こずらせたようだ。
-
ライアン・アダムス、オープニングアクトのテイガン&サラと共演
Ryan Adamsが10月23日(水)、現在行なわれているソロ・アコースティック・ツアーのロサンゼルス・Wiltern公演で、オープニングアクトのTegen And Saraと共演した。
-
ライアン・アダムス、ライヴでファンのジョークが通じず
10月14日(月)の夜、ナッシュヴィルのダウンタウンにある歴史的なRyman Auditoriumで行なわれたRyan Adamsのコンサートは、ファンが思っていた以上にエンターテイメントなものになったようだ。
-
音楽性、メロディ・センス、ルックス、ファッション…全てにおいて破格の注目新人
~音楽性、メロディ・センス、ルックス、ファッション…全てにおいて破格の注目新人 “アメリカン・ロックの次代のカリスマ”■デビューアルバム 『ゴールド』 2002年2月14日発売 UICM-9003/4(初回盤のみ2枚組)UICM-1020(通常盤) 2,548 (Tax in)1. ニューヨーク・ニューヨーク2. ファイアークラッカー3. アンサリング・ベル4. ラシエネガ・ジャスト・スマイルド5. レスキュー・ブルース6. サムハウ、サムデイ7. ホエン・ザ・スターズ・ゴー・ブルー8. ノーバディズ・ガール9. シルビア・プラス10. エネミー・ファイアー11. ゴナ・メイク・ユー・ラヴ・ミー12. ワイルド・フラワーズ13. ハーダー・ナウ・ザット・イッツ・オーヴァー14. タッチ、フィール・アンド・ルーズ15. ティナ・トレドズ・ストリート・ウォーキン・ブルース16. グッドナイト・ハリウッド・ブールヴァードCD2(初回盤)1. ロサール・カム・アンド・ゴー2. フールズ・ウイ・アー・アズ・メン3. スゥイート・ブラック・マジック4. バー・イズ・ア・ビューティフル・スペース 5. キャノンボール・デイズ“オルタナ・カントリーの新星”、 いや、もうそんな狭苦しい言い方などではとてもそのスケールを言い表わすことなど出来はしない。
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
“アメリカン・ロックの次代のカリスマ”、こういうフレーズこそライアン・アダムスには本当によく似合う。それほどまでに、彼が昨年発表したメジャーからのソロ・シンガーとしてのデビュー・アルバム『Gold』は金字塔的なアルバムだったから。
ライアン・アダムスは'74年ノース・キャロライナ州生まれ。20歳まではハードコア・パンクのバンドをやっていたやんちゃなキッズだった彼だが、祖父の死に悲しむ祖母が祖父の残したカントリーのレコードを聴き涙する姿を見て「僕もこんなに人を感動させる音楽を作りたい」と一念発起。彼はそれまでやっていたバンドを解散させ、カントリーとパンクの両方のフィーリングを漂わすロックバンド、ウィスキータウンを結成。
このバンドは'96年に自主制作でデビューするや“オルタナ・カントリーの新星”として注目され、'98年にはメジャー・デビューする。アメリカには、ポップな王道カントリーとは異なる“オルタナ・カントリー”という比較的マニアックな音楽コミュニティが草の根的に存在するが、ライアンがこのバンドで作っていたサウンドは、既にそうした枠を超える普遍性と音楽の幅が存在していた。
ウィスキータウンは結局ライアンの成長に他のメンバーが追いつけない形で解散。ライアンはインディーからシンガー・ソングライター色の強い、弾き語り風のソロ作『ハートブレイカー』を2000年に発表するが、ここで彼は卓越したメロディ・メイカーとしての資質を一気に爆発させ、これを聴いたあのエルトン・ジョンに「私の活動においての新たな刺激になった」とまで言わしめ、一気に話題となる。
そして'01年秋、アメリカで『Gold』は発売されるやいなや、欧米の批評誌はこぞってこのアルバムを激賞した。ローリング・ストーンズの『メインストリートのならずもの』やボブ・ディランの『追憶のハイウェイ61』といったロック史に燦然と輝く名作を彷佛とさせる、ロックンロール、カントリー、フォーク、ブルース、ソウル、ゴスペルといったあらゆる音楽性をひとりで体現させた奥行きの広さに、誰しもが口ずさめる傑出したメロディ・センス。そして、そんな広大なアメリカン・ルーツ・ミュージックをパンクロッカー然とした今どきのハンサムな男のルックスとファッションでやり遂げてしまっているセンスの良さ。全てにおいてライアンは破格であった。
結果、このアルバムはアメリカで59位、イギリスで20位を記録し、イギリスの『Uncut』誌をはじめ、あらゆる雑誌の'01年の年間ベストアルバムに選出され、遂には今年度のグラミー賞においても最優秀男性ロック・ヴォーカルをはじめとする3部門にノミネートされるに至っている。目立ったヒット曲がなかったにもかかわらずメディアのこぞっての激賞でライアンは大物への階段を一気に駆け上がりつつある。
「私はロックンロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーン」 とは、'75年に音楽評論家のジョン・ランドウがスプリングスティーンを称して言った有名な言葉だが、今のライアンにはそのときのスプリングスティーンに勝るとも劣らないオーラがある。
- 関連リンク