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ヨルグ・フォラー率いるプロジェクト。日本ではWunder(独語読みでヴンダー)として多くの人に知られる。

'98年に独ケルンのレーベルKaraoke kalkから 1stアルバム『Wunder』をリリース。当時、日本には数枚しかレコードが入ってこなかったが、後にエレクトロニカや音響、そしてドイツの音楽が注目されるようになり、1年後には一気にその名が知れ渡る。ケルン・シーンは、ケルン派の父・シュトックハウゼンが試みた実験性と、ポップな"今"の気分を軽やかに融合させ、"プチエレクトロニカ"又は、"オーガニックエレクトロニカ"と呼ばれている。そんなシーンの中においてもWunderサウンドの不思議な佇まいは、飛びぬけており、世界中から大反響を得た。

また、'01年にはWechsel Garland名義で2ndアルバムがリリースされ、このアルバムからメンバーが増え、更ににアコースティックな部分をより多めに効かせている。

また、リミキサーでも活躍し、Silent Poets、朝日美穂他、Chidl's View、そして最近ではレイ・ハラカミの新作『trace of red curb』にもリミックスを提供している。