ニュース・最新情報

プロフィール・バイオグラフィ・リンク

猿の顔をモチーフにした「A BATHING APE」というブランドを立ち上げ、世界で活躍しているデザイナー”NIGO”、と言えばピンとくる人が多いだろう。彼のブランドは、アーティストや若い世代の人気を集め、出すものすべてがレア商品といっても過言ではないほど注目されている。スチャダラパーやコーネリアスのツアーTシャツも手がけたりしていることは、音楽ファンには既に熟知されていることだ。『猿の惑星』フリークとして知られるだけに、「A BATHING APE」の正式名称は、「A BATHING APE IN LUKEWATER (ぬるま湯につかった猿)」である。

NIGOはデザイナーとしてだけではなく、音楽活動にも積極的で、DJとしても活躍している。ジャズ/ロック/ノーザン・ソウル/ヒップホップ/エレクトロ/ブレイクビーツ……と広範な音楽フォーマットをこざかしいルール抜きで取り込んでいく姿勢と、それに付随するアートワークの細部まで行き届いたこだわりは見事である。

「Mo'Wax」レーベルの総帥ジェームス・ラヴェル(=U.N.C.L.E.)とも深い交流があり、『APE vs Mo'Wax』(97年)では2人で選曲をお行っている。着るものにこだわるミュージシャンと、音楽にこだわるファッション・ディレクターが意気投合―― それをライヴという形で具現化したAPEプレゼンツによるショーも開催している。

余談だが、”NIGO”の命名の由来は、同じく裏原(原宿)系コミューンのグルとして君臨する藤原ヒロシと顔が似ていたことから、"藤原ヒロシ2号→NIGO"と命名されたとか(真意不明)。

ライブ・コンサート・チケット