ニュース・最新情報
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冬季五輪で世界中を魅了したニッキー、来日決定
バンクーバー五輪の開会式と閉会式で熱唱し、その美しい歌声と可憐なルックスから「あの子は誰?」との問い合わせが殺到した16歳の美少女シンガー、ニッキー。
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'06年CDトップ10、あなたの10作品は?
'06年もさまざまな作品が発表されたが、JAM! Showbizが中でも傑出した10作品を選んでいる。
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朝霧 JAM'06、ついに出演者発表
怒涛の夏フェス・シーズンが去った今、10月に待ち構えるのは秋フェスを代表するフェスティヴァル<“It’s a beautiful day”Camp in 朝霧 JAM>。
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カナダのグラミー「ジュノ賞」発表!
4月3日にマニトバ州ウィニペグで開催されたカナダ最大の音楽賞Juno Awardsで、アヴリル・ラヴィーン、ビリー・タレントらが、複数の部門で賞を獲得した。
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アヴリル・ラヴィーン、ジュノ賞最多ノミネート!
アヴリル・ラヴィーンがカナダのグラミーともいわれる“JUNO AWARDS”で、最優秀アーティスト、最優秀アルバム、最優秀ソングライター他を含む5部門にノミネートされた。
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米メディアが選んだ'04年隠れた名盤15選
年末・年始恒例のさまざまなランキングが発表される中、米有力メディアのCNNが“耳に届かなかったベスト・アルバム”と題して'04年の隠れた名盤を紹介している。
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新たな環境のもと、サウンドの幅を広げた4thアルバムをリリース!ロン・セクスミス 最新インタビュー
~新たな環境のもと、サウンドの幅を広げた4thアルバムをリリース! ロン・セクスミス、最新インタビューついに積怨の(?)インタースコープを離れたRonSexsmithの新作『BlueBoy』はトゥワング・トラスト、つまりSteve EarlとRay Kennedyコンビのプロデュースのもと、バラエティーに富んだ楽曲が揃った意欲作だ。
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流行とは無縁、シンプルでピュアなポップ・ワールド
k流行とは無縁、シンプルでピュアなポップ・ワールド RonSexsmithは、シンプルさとハッとするような美しさで聴くものの抵抗力を奪うアルバムを3枚発表している。
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昔かたぎの職人ソングライター
.昔かたぎの職人ソングライター 批評家からは山のような賛辞を浴びながら、自分の作品は売れたためしのないソングライターの中のソングライター ――そんな話を誰でも一度は読んだことがあるだろう。
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
だが、Sexsmithは単なる伝統主義者ではない。彼の歌は、外の世界が嫌な感じに、冷たくなるにつれて、内面に向かってますます激しくフレーズと構成を追求していく。彼はそうした傾向の多くを、自身のカナダ的遺産のせいにしている。Joni Mitchel、Neil Youngといったフォークシンガー、それと(これはないかもしれないが)Triumphの面々から、Gordon LightfootやLeonard Cohenへと通じる系譜を継承しているのだ。
Sexsmithのアルバムは2枚ともMitchell Froomがプロデュースを手がけており、彼のタイトに抑制されたスタイルのおかげで、震えるような発声の周囲には充分な空間が確保されている。Sexsmithのリズム感は的確なもので、彼の巧妙なフィンガーピッキングは楽曲のジェントルなソウルを強力にサポートしている。こうした作品のこじんまりとした風情は、Tim Hardinの音楽にさえ匹敵するものだ。Hardinはいかさまでジャンキーなアーティストで、音楽的才能と破滅願望を持ち、枯渇と耽溺の間に陥る前に驚くべきアルバムを生み出した。
Sexsmithには、彼よりもずっとストレートな切れ味がある。彼は30歳代で、結婚してティーンエイジャーの子供もいるが、そのことでクリエイティヴな直感が損なわれることはない。SexsmithのファーストアルバムはElvis CostelloとMojo誌の両方から、その年の最高傑作に挙げられるほどの絶賛を受けた。セカンドアルバムの『Other Songs』はさらに強力な作品だった。これは30分あまりの時間に14曲を収録した、素早くて静かなソングサイクル形式の作品で、それまで多少なりとも残っていた疑いを払拭し、Sexsmithがその世代で最高のソングライターのひとりであることを証明している。