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CHAGE and ASKAのデビュー10周年目である1989年。ASKAが渡英するのと時を同じくして、CHAGEが自分の音楽のルーツを追求するために結成。メンバーはCHAGEのほか、CHAGE&ASKAのバックバンドだったTHE ALPHA(小森田実&THE ALPHA)の村上啓介(Vo.&Gr.)と浅井ひろみ(vo.)。1989年10月21日に「SOME DAY」でデビュー。

3枚目のシングル「LOVE」が日石「レーサー100」のCMソングとして、また5枚目のシングル「勇気の言葉」がエースコック「スーパーカップ」CMソングとして起用されヒットを飛ばす。

バンド名表記は、初期はCHAGE'S SUPER BAND MULTI MAXだったが、のちにCHAGE presents MULTI MAXに。通称「マルチ」「MM」「M2」など(○の中に「ち」を書く場合も)。

ちなみに余談だが、彼らのライヴの定番曲(かつラストナンバーであることが多い)「WINDY ROAD」では、オーディエンスがサビで一斉に紙飛行機を飛ばす。武道館公演など1万人規模で行なわれるライヴでの紙飛行機の吹雪は圧巻。さらにライヴ終了後は、宙を舞ったはずの紙飛行機がフロアーにまったく落ちていないというファンのマナーのよさは、もはや驚愕に値する。