ニュース・最新情報
-
ジョン・コルトレーン、完全未発表ライヴ盤『ヴィレッジ・ゲイトの夜』発売記念のエキシビション&ライヴ開催
ジョン・コルトレーンが、盟友エリック・ドルフィーを迎えて1961年8月にニューヨークのジャズ・クラブ“ヴィレッジ・ゲイト”にて行ったライヴの完全未発表音源が発掘され、『ヴィレッジ・ゲイトの夜』として2023年7月14日(金)に全世界リリースされる。
-
ジョン・コルトレーン不朽の名盤『至上の愛』 、現存する全ての音源を網羅した日本独自企画盤リリース
(C)Chuck Stewart Photography, LLC_/ Fireball Entertainment Groupジョン・コルトレーンによる不朽の名作『至上の愛』。
-
ジョン・コルトレーン、録音65周年を迎えた『ブルー・トレイン』初出音源含む未発表テイクを網羅した完全盤リリース&Dolby Atmos音源試聴会も開催
(C)Francis Wolff, courtesy of Blue Note Recordsジョン・コルトレーンが1957年に録音し、ブルーノートに残した唯一のリーダー作であり永遠の名盤『ブルー・トレイン』。
-
ジョン・コルトレーン、歴史的な発掘となる『ブルー・トレイン』初出音源含む未発表テイクを網羅した完全盤リリース決定&先行SG第1弾配信開始
ジョン・コルトレーンが1957年に録音し、ブルーノートに残した唯一のリーダー作であり永遠の名盤『ブルー・トレイン』。
-
ジョン・コルトレーン、ドキュメンタリー映画にアーティストから絶賛のコメントが到着&来年2022年1月ライヴ・イベント開催
マイルス・デイヴィスと並びジャズ史上最大のカリスマと称されるサックス奏者、ジョン・コルトレーンの短くも激しい40年の生涯を追ったドキュメンタリー映画『ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン』が、2021年12月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー公開される。
-
ジョン・コルトレーン、不朽の名作のライヴ盤『至上の愛 ~ライヴ・イン・シアトル』本日世界同時リリース
(C)Chuck Stewart Photography, LLC_Fireball Entertainment Group. All Rights Reservedジャズ史上最大のカリスマとして知られ、音楽史に輝く名盤をいくつも残したサックス奏者のジョン・コルトレーン。
-
ジョン・コルトレーン、ドキュメンタリー映画が生誕95周年を記念し12月3日(金)より全国ロードショー公開
ユニバーサル ミュージックの映像配給ブランド“Eastworld Entertainment”より、ジャズ史上最大のカリスマ“ジョン・コルトレーン”の波乱に満ちた人生を追ったドキュメンタリー『ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン』が、2021年12月3日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショー公開されることが、コルトレーン誕生日となる本日(US時間9月23日/日本時間9月24日)に発表された。
-
ジョン・コルトレーン、不朽の名作『至上の愛』未発表ライヴ音源発掘&10月8日世界同時リリース
(C)Chuck Stewart Photography, LLC_Fireball Entertainment Group. All Rights Reservedジャズ史に輝く名盤をいくつも残し、ジャズ史上最大のカリスマとして知られるサックス奏者のジョン・コルトレーン。
-
ジョン・コルトレーン、生誕95周年を祝うスペシャル・イベントがブルーノート東京で開催
(C)Chuck Stewart Photography, LLC 2021年に創立60周年を迎えた名門インパルス・レーベルのシンボル的アーティストであり、ジャズ史上最大のカリスマと称えられるサックス奏者のジョン・コルトレーン。
-
インパルス・レコード、創立60周年を記念しジョン・コルトレーンの音楽史に残る名盤『至上の愛』公式解説ビデオ公開
1962年撮影 (C) Chuck Stewart Photography, LLC/Fireball Entertainment Group All Rights Reservedジョン・コルトレーンや、チャールズ・ミンガス、ソニー・ロリンズ、クインシー・ジョーンズなど、その後の音楽史に多くの影響を与えたアーティストを多く輩出したジャズの名門レーベル、インパルス・レコードが創立60周年を迎える。
-
ジョン・コルトレーン、『ジャイアント・ステップス〜60thアニヴァーサリー・デラックス・エディション』世界に先駆けて発売
ジャズ史上最大のカリスマ=ジョン・コルトレーンの大名盤『ジャイアント・ステップス』の発売60周年を記念してオリジナルとオルタネイト・テイクを最新リマスタリングであらたに編纂した2枚組デラックス・エディションが世界に先駆けて本日先行発売(海外は9月発売予定)された。
-
ジョン・コルトレーンの新たな未発表音源、リリース決定
▲(C)Chuck Stewart Photography, LLCジョン・コルトレーンの新たなスタジオ・アルバム『ブルー・ワールド~ザ・ロスト・サウンドトラック』が、9月27日(金)に全世界同時発売される。
-
ジョン・コルトレーンの“失われた”スタジオ音源、55年越しのリリース
(C)Chuck Stewart Photography, LLCジョン・コルトレーンの完全未発表スタジオ・アルバムが、6月29日(金)に全世界同時発売されることが明らかになっている。
-
既存では語れぬ新たな音楽、「Free Beat」
タワレコ新宿店のバイヤーが、新たな音楽ジャンルを提唱、既に展開されている店頭でも話題のコーナーとなっており、新たにフリーペーパーも完成、賑わいを見せている。
-
ブルーノート作品群、レコチョクでも人気炸裂
ブルーノートが創立70周年を迎えた2009年、この年はブルーノートの名曲達がヒットしランキングを賑わせた1年となった。
-
最強のジャズ・レーベルの完全ガイド、「21世紀版 ブルーノート・ブック」発売
書籍「21世紀版 ブルーノート・ブック」が10月20日に発売になる。
-
人気少女コミック「坂道のアポロン」に、本格的モダン・ジャズ
2008年末、宝島社が発行するマンガ紹介ムック「このマンガがすごい!2009」(オンナ編)で1位を獲得し、いま人気急上昇中のコミックが「坂道のアポロン」。
-
ブルーノートの名盤TOP50が、驚きの1100円で
ブルーノートが創立70周年を記念し、1枚1,100円(税込)という激安スペシャル・プライスでCDを限定発売することが決定した。
-
ファンが選んだブルーノートの名曲20曲がCDに
ブルーノート創立70周年の2009年、この記念すべき年にあたり既に様々なCDリリースやイベントなどが行なわれている中、ファン投票より選ばれたユーザー総意によるベスト盤がリリースとなった。
-
ジョン・コルトレーンの未発表テイク、世界初公開中
2009年創設70周年を迎えたブルーノート。
-
オバマ大統領候補のiPodの中身は…?
米民主党の大統領候補、バラク・オバマ上院議員といえば、2008年1月にヴァラエティ・トーク番組『The Late Show With David Letterman』に出演した際、10のオモシロ公約の1つとして「アップル社には、現行のiPodを購入した直後に、最新の改良モデルを発売させないようにする」と発言して、多くのiPodユーザーの拍手喝采を受けた人物。
-
iTunesがDRMフリーへ! 「iTunes 7.2」&「iTunes Plus」
iTunesがさらにバージョンを上げた。
-
マイルス、ジャズの名曲トップ10で圧倒的勝利
英国のデジタル・ラジオ局thejazzが行なったジャズの名曲トップ10を決めるリスナー投票で、マイルス・デイヴィスのトラックが3曲登場した。
-
ニルヴァーナ、米議会図書館の重要保存録音物に!
米レコーディング物保存委員会が選出した“重要保存録音物のリスト”にニルヴァーナ、ビーチ・ボーイズ、オールマン・ブラザーズらの作品が挙げられた。
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
John Coltraneは''26年ノースカロライナ州ハムレット生まれ。キャリア初期には特にめだった動きはない。兵役を終えると、シンガーEddie“Cleanhead”Vinsonのもとでプレイ(''47~''48年)した後、トランペット奏者Dizzy Gillespieのビッグバンド(''48~''49年)とセクステット(''50~''51年)に参加する。
このころの彼は、Dexter Gordonの朗々たるハードバップ・スタイルを踏襲していた。Dizzyのバンドを離れてからは、Duke Ellingtonのアルトサックス奏者Johnny Hodgesらと共演(''53~''54年)。''55年までには、激しく時には物悲しいトーンと饒舌なフレージングで、独自のスタイルを築いた。
この年、初めてMiles Davisのグループに加わる。彼のプレイは、苦痛を内に秘めた簡潔でストイックなMilesのスタイルとは好対照だった。この偉大なコンビによるレコードは、いまだにジャズの古典とされる。Coltraneは同時に、Prestige Records傘下でもサイドマンおよびリーダーとして活動。彼の卓越したハードバップには自信がみなぎっている。
しかし、''50年代のジャズミュージシャンにつきものの災いがColtraneを見舞う──ヘロイン中毒だ。このため''57年、Milesは彼を解雇せざるを得なくなった。Coltraneは麻薬を絶って二度と手を出さなかったが、その後の10年間に彼が展開する忘我の攻撃的プレイは、普遍救済説の狂信に起因するだけでなく、ヘロインを摂取し、さらに重要なことにその使用を中止したという体験によって引き出された面があったのかもしれない。
立ち直った彼は、Thelonious Monkのカルテットにしばらく在籍し、Blue Noteから究極のハードバップ宣言というべきアルバム『Blue Train』を発表する(以上''57年)。''58年には再びMilesに合流。このトランペッターによる伝説の名盤『Kind Of Blue』(''59年)で、Milesと対をなす熱っぽく思索的な演奏を聞かせる。
Coltraneが''60年に発表した『My Favourite Things』(Atlantic)は、彼のレコードの中でも特に人気が高く、ここでは彼のテナーにソプラノが加わっている。''61年にはジャズ史を変えるカルテットを結成。個性の強いプレイヤー──ピアノのMcCoy Tyner、ベースのJimmy Garrison、ドラムスのElvin Jones──にサポートされたColtraneは、安心してハードバップの域から脱却し、モーダルミュージックなどで従来のコード進行を免れる方法を探った。
彼のライヴは1時間にもおよぶ曲が演奏されることで有名になったが、その間カルテットは凄まじいハイエネルギーを保ちつづけた。人を引き込む彼の強烈なスタイルには、計り知れない影響力があった。当時ある批評家は、ドラマーでさえColtrane風のサウンドになってきた、と冗談を言ったものだ。
彼は''60年代のアヴァンギャルドにも必然的にかかわった。みずからの音楽の限界を越えようとするこの時期のアルバムには、忠実なファンもしばしばとまどうほどだった。『Meditations』や『Ascention』(共に''65年Impulse!)は、音楽の概念を突き破る気迫に満ち、今日でも聞き手を圧倒する。
Coltraneは''67年7月17日、癌でこの世を去り、その探究は惜しくも道半ばで費えた。