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そのホワイト・ストライプスの要であり、サイドバンドのラカンターズの司令塔であるジャック・ホワイトの新プロジェクトがこのザ・デッド・ウェザー。

2008年にラカンターズがキルズとのツアーを行なった際に、ジャックが喉を痛めるアクシデントに見舞われる。そこでキルズのボーカル、VIVI嬢ことモシャートにボーカルのサポートを依頼、ツアーも無事終了し親交を更に深めたモシャートとジャックの関係は、その後のテッド・ウェザー結成へと発展したのだ。

「ホワイトストライプスの新作までの繋ぎのプロジェクトだしね」なんて侮るなかれ。ただの一過性プロジェクトと片付けるには、あまりにもったいない暴風雨サウンドは、かなりの本気汁。そのdeadな音は、ジャックが好む60s rage/acid/blues/country/rock and rollが過剰に溶け込んでいて、聴く度に狂酔してしまいそう。

ストライプスでもラカンターズでもない予測不能のハリケーン・ブギ・ジャックの天邪鬼さ加減はこのザ・デッド・ウェザーでしか味わえないものだ。