トッド・ラングレン、ロックの殿堂候補に「ノー・コメント」

トッド・ラングレンは2年連続でロックの殿堂入りの候補に挙がったが、相変わらず、関心はないようだ。『Billboard』誌によると、感想を求められた彼は「ノー・コメント」と答えたという。
1995年に殿堂入りの資格を得たラングレンは、2019年度で初めて候補に挙がった。今年は2年連続2回目となる。
彼は何らかの組織に認められたいとは思っておらず、特に殿堂は意味がないと考えているそうだ。1回目に殿堂を逃した際、『Billboard』誌にこう話していたという。「ミュージシャンは引退する必要がない。スポーツ選手は引退する。そのとき、殿堂入りするわけだ。でも、ロックの殿堂にはいまでもプレイしている人たちが入ってる。それで、どうやって評価できるんだ? できないだろ。だから、僕にはどうでもいい」
「僕は(殿堂入りは)期待もしてなかったし、気にもしていなかった。ファンの期待を妥当な範囲に留めておくほうが大変だった。なぜなら、僕と違い、彼らはロックの殿堂についてよくわかっていないからね。どういう仕組みなのか、誰が投票してるのか、誰も知らない」
2020年度はパット・ベネター、デイヴ・マシューズ・バンド、デペッシュ・モード、ドゥービー・ブラザーズ、ホイットニー・ヒューストン、ジューダス・プリースト、クラフトワーク、MC5、モーターヘッド、ナイン・インチ・ネイルズ、ノトーリアス・B.I.G.、ルーファス ft. チャカ・カーン、トッド・ラングレン、サウンドガーデン、T・レックス、シン・リジィの16組が候補に挙がり、ラングレン、クラフトワーク、MC5、ルーファス ft. チャカ・カーンは2年連続でノミネートされた。MC5は2017年度から4年連続となる。
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— Rock Hall (@rockhall) October 15, 2019
Ako Suzuki
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