エルトン・ジョン、V&A博物館に彼の名を冠したギャラリー誕生

英国ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート博物館は、新たにフォトグラフィー・センターを設立するにあたりエルトン・ジョンから多大な寄付があったことに感謝し、館内の一角、以前はギャラリー101と呼んでいたところを、エルトンと彼のパートナー、デヴィッド・ファーニッシュの名を冠し<The Sir Elton John and David Furnish Gallery>とした。
エルトンとのパートナーシップは今後も続き、彼は展示物の監修を行なったり、彼個人の写真コレクションも展示されるという。エルトンの写真コレクションは7,000点にも及び、マン・レイ、ベレニス・アボット、ドロシア・ラング、エドワード・スタイケン、シンディ・シャーマンらの作品を収集しており、2016年には同じくロンドンにある国立近現代美術館テート・モダンで特別展<The Radical Eye: Modernist Photography from the Sir Elton John Collection>が開かれ、その中の150点ほどが公開された。
エルトンはヴィクトリア&アルバート博物館との提携に「ワクワクする。僕が収集し始めたときとそうだったように、人々がこの場に足を踏み入れ、写真に対し興味や敬意の念を抱いてくれることを願ってる」と、コメントしている。
フォトグラフィー・センターは今年10月にオープン予定。
We are pleased to announce a new, long-term collaboration with @eltonofficial & David Furnish to revolutionise public access to photography. pic.twitter.com/J8EpExfwMA
— V&A (@V_and_A) 2019年4月16日
Comprising a significant donation towards the museum’s recently opened Photography Centre, the gallery will be renamed ‘The Sir Elton John and David Furnish Gallery’, the partnership will also include a major co-curated temporary exhibition, to be announced in due course. pic.twitter.com/kajvkiMzfC
— V&A (@V_and_A) 2019年4月16日
エルトン関連ニュースとして、彼のバイオグラフィ映画『Rocketman』が、来月16日、カンヌ国際映画祭でプレミアされることが決まった。映画はその後、英国で5月24日、アメリカで5月31日から劇場公開される。
Ako Suzuki







