ピーター・フランプトン、難病を公表。年内、ラスト・ツアーを開催

名ギタリストのピーター・フランプトン(68歳)が、筋肉に慢性的な炎症/変性が生じ、筋力が徐々に低下する封入体筋炎を患っていることを公表した。
フランプトンは先週金曜日(2月22日)、夏から秋にかけて北米でフェアウェル・ツアーを開催すると発表。翌日(23日)、米CBS放送のモーニング・ショー『This Morning』に出演し、3年半前にステージで転倒した際、難病である封入体筋炎と診断されたと、その理由を明かした。
「残念なことに、この先、指の屈筋に影響がでるだろう。ギター・プレイヤーとしてはいいことではない。いまは素晴らしいプレイができる。でも、1年後は多分それほど良くないだろう。僕は完全主義者だ。ステージに上がり“これは良くない”とは思いたくない。それは僕にとって悪夢だ」
フランプトンはこれまで家族とバンド・メンバーにのみ病気のことを知らせており、彼らには命にかかわるものではなくツアーを続けるつもりだと話していたが、最近、休暇中に再び転倒し、演奏に影響が出る前に辞めるべきだと考えるようになったという。昨年秋から病気の進行が早くなったように感じているそうだ。
現時点で封入体筋炎に対する根本的な治療方法はなく、フランプトンは筋力を高める運動に取り組み、新薬を試してみたいと話した。
フェアウェル・ツアー<Peter Frampton Finale>は6月18日から10月12日まで開催。ジェイソン・ボーナムのレッド・ツェッペリン・イブニングが大半の公演に、ウエスト・コーストでの公演には息子のジュリアン・フランプトンが参加する。その後の症状次第では、2020年春にヨーロッパでも短いツアーを行ないたいという。
Announcing Peter Frampton Finale – The Farewell Tour Presented by @SiriusXM! Looking forward to seeing everyone this summer and fall. We have @Jason_Bonham‘s Led Zeppelin Evening joining us for most of this run & my son, Julian, with @JulianFrampton Band on the west coast dates. pic.twitter.com/B6Lcbh921t
— Peter Frampton (@peterframpton) 2019年2月22日
In case you missed it this morning, you can see the reason for my Farewell Tour here: https://t.co/D8ArrEroRC. I want you to hear it from me!
— Peter Frampton (@peterframpton) 2019年2月23日
また、彼はニュー・アルバムのリリースも計画している。
Ako Suzuki







