UKアルバム・チャート、エド・シーランが7週連続でトップ

今週の英シングル・チャートは、ノルウェー出身のシンガー・ソングライター・デュオNico & Vinzの「Am I Wrong」が先週の52位から大きくランク・アップ、1位に輝いた。ノルウェーのアーティストがUKチャートで1位を獲得するのは、a-haの「The Sun Always Shines On TV」(1985年)以来およそ29年ぶりだという。
先週トップだったカナダ出身のレゲエ・フュージョン・バンド、マジック!の「Rude」は2位へ後退。3位にはワンリパブリックの「Love Runs Out」がチャート・インした。
動きが少ない今週、トップ30内に初登場したのはワンリパブリックのみだった。

アルバム・チャートは、エド・シーランの『X』が7週連続でトップに輝いた。これまでのところ、UKの男性ソロ・アーティストの連続No.1はジェイムス・ブラントの『Back To Bedlam』の8週が最長。エド・シーランはその記録にあと1歩のところまで迫っている。
2位も変わらず、ドリー・パートンの『Blue Smoke』がキープ。『007』のテーマ・ソング候補に挙がる2014年最大の新人シンガー、サム・スミスのデビュー作『In The Lonely Hour』が4位から3位へ再浮上した。
アルバム・チャートも大きな動きはなく、新たにトップ10入りしたのは、元バステッド/ファイトスターのチャーリー・シンプソン(Dr)の2枚目のソロ・アルバム『Long Road Home』(10位)だけだった。
Ako Suzuki, London







