キース・リチャーズ「チャック・ベリーに殴られた」

キース・リチャーズはその昔、敬愛するチャック・ベリーに殴られたことがあるという。でも、そうされても仕方なかったそうだ。
キースはUKのラジオ局Planet Rockのインタビューでこう話した。「チャックに殴られたことがある。彼のギグの楽屋でだった。俺は、彼が楽屋に置いていったギターを手にしたんだ。そしたら、彼が戻ってきて“誰もそれに触るな”って、ガツンだ。でも、彼は俺だってことに気づいていなかった」
「数か月後、“キース、君だって知らなかったんだ”って謝られたから、俺はこう言ったんだ。“チャック、正しいことしたよ。俺だって自分のものは誰にも触らせない!”って」
また、キースは母親の影響で幼い時からブルースが身体に染みついていると話した。「彼女はジャズが大好きだった。サラ・ヴォーン、ビリー・エクスタイン、デューク・エリントン、そんなのが家の中にあふれてた。ジャズの中にはブルースの要素がたくさんある。そういう意味で、実際にカントリー・ブルースや本物のブルースを聴き始める前からすでに俺の身体に染みついてた」
Ako Suzuki, London
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