モーターヘッドのレミー、映画祭の審査員に

モーターヘッドのレミー・キルミスターが、現在、英国で開かれているインデペンデント映画祭Raindanceで審査員を務めている。
「頼まれて、断りたくなかったから」審査員になったという彼は、BBCのインタヴューで映画祭の審査員とヘヴィ・メタルのレジェンドでいることの違いを問われると「家にいて映画を観ているか、ツアーに出て毎晩働く。その違いはわかるだろ」と、彼らしい、簡潔かつもっともな答を返している。
ちなみにレミーのお気に入りの映画は『The Longest Day(史上最大の作戦)』『ロード・オブ・ザ・リング』『ウィッカーマン』。また、もし彼の人生が映画化されるとしたら、自分の役はジュリア・ロバーツに演じて欲しいそうだ。
Raindance映画祭は10月10日まで開催。2010年は77の長編と133の短編が出品されている。レミーは「ドキュメンタリーを選ぶ」つもりだそうだ。
レミーのほうも、2010年、彼の伝説にせまるドキュメンタリー『極悪レミー』が公開される。すでにサウス・バイ・サウスウエスト・フェスティヴァルでプレミアされているが、来週スタートするロンドン映画祭でUKの上映が控えている。個人的にはオジー・オズボーンに次ぎその言動に注目しているレミー。映画では、数ある彼の武勇伝や神話の真相が暴かれているという。
Ako Suzuki, London







