モーターヘッドのレミー、ナチの帽子が問題に
モーターヘッドの中心実物、レミー・キルミスターがドイツでナチの帽子をかぶり問題になっているそうだ。レミーは新聞のための写真撮影の場にナチの帽子をかぶって登場したという。
『Guardian』紙は、ドイツでは一般的に、ナチ関連のものを公けの場で着用するのが法律で禁じられており、正式な発表はないものの、当局はレミーの行動について調査し始めたらしいと報じている。
レミーは、ナチ関連のアイテムを集めていると公言している。しかし、自分はナチ信奉者ではないと2007年『New York Waste』のインタヴューで話していた。「ナチのアイテムを集めてるだけだ」「昔から、悪い奴ほどサイコーのユニフォームを着てた。ナポレオンに連合軍に、ナチ…。みんな、いかした制服を持ってた。SSの制服なんて、ほんとかっこいいだろ!」「国家主義とかじゃない、制服持ってるからって俺がナチだなんて言うなよ」
自分は人種差別者ではないとも続けている。「’67年以来、黒人のガールフレンドはたくさんいた。人種差別主義なんてもの、わからねえ。そんなの選択肢にねえよ」
しかしながら、よりによってドイツで着用するのはマズい。
ロック・ミュージシャンとナチ関連の話では、ザ・フーの故キース・ムーンが70年代、ユダヤ人が多く住むロンドンのゴールダーズグリーンでナチの制服を着用し出現、ひんしゅくを買っている。
Ako Suzuki, London







