アークティック・モンキーズ「実はビビっていた」
昨年、デビュー・アルバム『Whatever People Say I Am, That’s What I’m Not』で、大旋風を巻き起こしたアークティック・モンキーズ。UKで最速のレコード・セールスを記録するなど一気にスターダムを駆け上がった彼らだが、そんなサクセス・ストーリーをクールに受け止めているのかと思いきや、実はかなりビビっていたようだ。
フロントマンのアレックス・ターナーは、こう『The Sun』紙に本音を洩らしている。「去年は、大変だったよ。俺たち、まだ18とか19だったんだぜ。ギグやって、いい曲を書く。それが俺たちがやってきたことだ。でも、それがちょっと厄介なことになってきた。新曲やれば、細かく観察されてさ。厳しいよ。怖いとも思ったし、俺はちょっと自分の殻に閉じこもっちまった」
彼はまた、前作と2ndアルバム『Favourite Worst Nightmare』の制作の違いも教えてくれた。「1stのときは、すでに曲があってギグでプレイしてた。レコーディングではライヴでやってることを捉えたかったんだ。今回は、もっとよく音を聴くようにした。ドラムのサウンドに注意を払ったよ。(前作より)極端なアルバムになった。へヴィーな曲はさらにへヴィーになったし、ソフトなやつは前作のどのトラックよりむき出しになった」
アークティック・モンキーズ期待の新作『Favourite Worst Nightmare』は、日本先行発売。水曜日(4月18日)にリリースされる(英国発売23日)。
Ako Suzuki, London







