カニエ・ウェストがジュエリー業界に進出
ソロ・アルバム『College Dropout』をヒットさせ、今年最も注目を浴びているプロデューサー、カニエ・ウェストが、ジュエリー(宝石)のラインを発表したとAllHipHop.comが伝えている。
このジュエリーのラインは宗教をテーマとしたもので、ヒップホップ業界にも顧客の多いジュエリー・メーカー、ジェイコブ(Jacob & Co.)と共同で制作された。ジュエリーのラインの正式名称は近々発表される予定。
今回発表されたジュエリーは涙を流すイエス・キリストの顔をモチーフとしたもので、ダイヤモンドやルビー、ゴールドなどを使って、目、涙、髪の毛、ヒゲ、イバラの冠などが描かれている。
カニエ・ウェストはアルバム『College Dropout』の中でも「Jesus Walks」という曲を収録しているほどキリスト教を熱心に信仰している。そのため、このジュエリー・ラインも宗教をテーマとしたものにしたと思われる。
なお、ジェイコブ(Jacob & Co.)は’81年に設立されたジュエリー・メイカーで、’90年代にフェイス・エヴァンス、ノートリアスB.I.G.らが身に付け始めたことでヒップホップ業界を中心に注目を集め、特にダイヤなどをちりばめた腕時計は、偽物が出回るほどの人気になっている。
K.Omae, LA







