【最新インタビュー第二弾】常に時代の…次代のパイオニア!
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【最新インタビュー第二弾】常に時代の…次代のパイオニア! |
Jeff Beck JAPAN TOUR 12月1日、2日、4日、5日 12月7日 12月9日 12月10日、11日 12月13日 12月14日 12月15日 (※全公演 S席:8,500 A席:7,500税込)
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新作や近況をお伝えした前回のジェフ・ベック・インタヴュー。それに続く第2弾として、彼の栄光の伝説と過去に迫ってみたい。 ジェフ・ベックは、1944年生まれの56歳(実物は、信じられないほど若い!)。ずっと色んなバンドで演奏していたが、最初のチャンスが訪れたのは、リッチモンドのクラブで演奏していた時のことだったという。 Jeff Beck: 時は、1965年。 ビートルズを筆頭に、ストーンズ、DC5など多くのブリティッシュ・バンドがアメリカに上陸、ロックの歴史を改革するほどの大ブームを巻き起こしていた。 Jeff Beck: ジェフは、ヤードバーズにおいて、フィードバック奏法や、ファズ・ギター・プレイといった新しい奏法を持ち込み、エレキ・ギターの未来に大きな影響を与えることになる。 Jeff Beck: 後期には、ジミー・ペイジも加入、ジェフがギター、ペイジがベースというラインナップで、その頃ジェフが、考え出したのが、レッド・ツェッペリンという新しいバンドだった(そのアイディアは、ペイジに受け継がれ、ロック史を改革することになる)。 バンドを脱退したジェフは、ロッド・ステュワート、ロン・ウッドなどと組んで、’68年にジェフ・ベック・グループをスタートさせる。 Jeff Beck: 続いて、コージー・パウウェルなどと組んで、第2期ジェフ・ベック・グループを結成したが、これも短命に終わる。 Jeff Beck: しかし、BB&Aも長続きしなかった。ジェフは常にヴォーカルとギターのコンビネーションで悩み続けた。バンドよりソロで実力を発揮するタイプであることの証明が、’75年の初のソロ・アルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』だった。 Jeff Beck: Jeff Beck: この2枚のアルバムは、ジェフの将来を決定づけた。 さらに’85年にはアルバム『フラッシュ』で、再びロッド・ステュワートと再共演、’89年の『ギター・ショップ』へと彼の活動は続いて行く。 Jeff Beck: この作品で、ジェフは、グラミー賞最優秀ロック・インストルメンタル賞を獲得した。 こうしてジェフの歴史を振り返ると、常に彼はパイオニアだったことが浮き彫りにされる。 ブルース・ロック、フュージョン、さらにメタルの原型さえ彼が創り出したものだ。今や死語となった“ギター・ヒーロー”という言葉こそ彼には、もっともふさわしい。 さあ、最新アルバム『ユー・ハド・イット・カミング』を聴いて、追加公演も決定したジェフの来日コンサートへ走れ! 伊丹由宇(YU ITAMI) |












