ニュース・最新情報
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ブラッド・ウィルク「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはもうライヴはやらない」
ドラマーのブラッド・ウィルクによると、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、この先、ツアーやライヴ・パフォーマンスを行う計画はないそうだ。
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ジョージ・マイケル、ケイト・ブッシュ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらロックの殿堂入りが決定
米Rock & Roll Hall of Fame Foundationは5月3日、2023年にロックの殿堂入りするアーティストたちを発表した。
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ロックの殿堂2023、殿堂入りするアーティストは5月3日に発表
▲ジョージ・マイケル Photo: Brad Branson米Rock & Roll Hall of Fame Foundationは日曜日(4月30日)、2023年にロックの殿堂入りするアーティストを5月3日に発表すると告知した。
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トム・モレロ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのツアー再開「わからない」
トム・モレロは現時点、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがこの先どうなるのかわからないという。
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ロックの殿堂、2023年度の候補を発表
米Rock & Roll Hall of Fame Foundationは水曜日(2月1日)、今年、殿堂入りの候補に挙がった14アクトの名を発表した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのティム・コマーフォード、がん闘病を公表
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのベーシスト、ティム・コマーフォードが、前立腺がんと診断され、今年、バンドの復帰ツアーが始まる2ヶ月前に手術を受けていたことを公表した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、デ・ラ・ロッチャの怪我でさらなる公演中止
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、2023年2月から開催予定だった北米ツアーを中止すると告知した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、デ・ラ・ロッチャの足負傷によりヨーロッパ・ツアーを中止
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、フロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャが先月、公演中に痛めた足の治療に専念するため、8月24日から約ひと月にわたり開催予定だったヨーロッパでのツアーを中止した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ザック・デ・ラ・ロッチャが公演中に足を負傷
7月9日、とうとう復帰ツアーを開始したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだが、月曜日(11日)にシカゴで開催された2日目の公演途中で、フロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャが足を痛めたようだ。
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カナダのラジオ局、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽曲をノンストップで流し続ける
カナダ・バンクーバーのラジオ局KiSS Radio 104.9 FMが、水曜日(6月29日)の朝からノンストップで終日、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽曲「Killing In The Name」を流し続けていたという。
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こう言うと矛盾して聞こえるかもしれない。しかし、Rage Against The Machineにしてみれば、この言葉は単に、彼らが心の底から社会という悪魔と戦っていることを表しているに過ぎない。そして彼らが契約したレーベル、Epic Associated(Sonyの子会社)もまた、この4人組のおかげで大いに利益を得ている。
ヴォーカルのZack de la Roche、ギタリストのTom Morello、ベーシストのTimmy C.、そしてドラマーのBrad Wilkから成るL.A.出身のバンドRage Against The Machine(RATM)。彼らが初めてパフォーマンスを披露したのは、'91年、友人宅のリビングルームであった。それからわずか2年と経たないうちに、Epicレーベルからリリースされた彼らのデビューアルバムがストリートを席巻することとなる。
RATMがこれほど短期間に頭角を表したきっかけの1つとして挙げられるのが、'92年に作られた12曲入りのカセットテープである。当時4人は、そのカセットテープを自分たちの手で約5000本売りさばいた。加えて、彼らの圧倒的なライヴもまた大きな評判を呼んだ。タフなラップとリズムのハードなロックをブレンドした音楽自体は決して新しいものではない――事実、'80年代半ば以降、多くのバンドがこの2つの要素を組み合わせたサウンドを打ち出してきた。だが、RATMのそれは他の誰よりも優れているうえ、そこにシリアスで政治的なひねりが加えられている。彼らの音楽とは、革命を求めて怒り狂う叫びそのものだ。そしてその怒りを、この男たちは実際に行動で示してみせるのである。
4人はこれまで、Rock For ChoiceやLeonard Peltier Defense Fund、United Farm Workers、死刑囚Mumia Abu Jamal解放キャンペーンなど、様々な運動に携わってきた。「迫害を受けた人たちの解放」こそがバンドの永遠のテーマであり、帝国主義に傾きつつあるアメリカを公然と非難した2ndアルバム『Evil Empire』や、3rdアルバム『The Battle Of Los Angeles』においても、彼らは一貫してこのテーマを追求し続けている。さらに、U2をサポートしたスタジアムツアーなど、最近のライヴ活動から得た純収益はすべて、こうした様々な運動のために費やされている。
では、RATMのファンには彼らの過激なメッセージが聞こえているのか?
それとも、彼らは単に激しく脈打つリズムだけを聞いているのだろうか?
狂信的な右翼人間たちは、おそらくこれからも怒声を浴びせ続けるに違いない。しかし、ファンの中には、確かにRATMの「武器を取れ」という言葉に耳を傾けている人がいる。それ以外の人にとっては、どうでも良いことかもしれないが、そういった人たちもまた、バンドが愛してやまない社会活動の数々へ、間接的に金を注ぎ込んでいることになる。そして皮肉なことに、同時に大企業の利益増大に一役買ってもいるのだ。実際、RATMが成功を収めた後、似たようなグループがいくつも出現しているのだから。
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