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ジェイソン・シュワルツマンは、1980年、カリフォルニア州生まれ。父は『007』等を手がけた映画プロデューサー、ジャック・シュワルツマン、母はロッキーのヒロイン役で知られる女優、タリア・シャイア。映画監督のソフィア・コッポラとローマン・コッポラ兄弟とは従兄弟。

映画デビューはウェス・アンダーソン監督の『天才マックスの世界』(98)。未だにカルト的人気があるこの作品で、シカゴ映画批評家協会の有望俳優賞にノミネートされた。主な映画の出演作はローマン・コッポラのデビュー作『CQ』(01)、「シモーヌ」、「SPUN」(共に02)、「ハッカビーズ」(04)、「奥様は魔女」(05)などがある。最新作はウェス・アンダーソン監督(『ライフ・アクアティック』、『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』)の新作『ダージリン急行』(20世紀FOX配給/来年3月日本公開予定)。3兄弟がインドを列車でこの作品では、出演のほかローマン・コッポラ、ウエス・アンダーソンと共同で脚本を執筆 した。

そして肝心な音楽活動だが、ロサンゼルスを基点としたバンド、ファントム・プラネットのドラマーとして活躍し、人気ドラマ『オレンジ・カウンティ』の挿入歌「カリフォルニア」を作曲するなど、バンドの中でも重要な役割を果たしていたが、俳優業に専念するため03年に脱退している。

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