アイアン・メイデン、NY公演でビール騒ぎ

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1月24日(土)夜、ニューヨークのハマースタイン・ボールルームで行われたアイアン・メイデンのコンサートで、観客がミキシングボードにビールをこぼし、演奏が中断されるハプニングがあった。バンドの公式サイト、ironmaiden.comによると、二階席の最前列にいた“アホ”が「ビールを自分の口に入れず、階下のミキシングデスクにぶちまけた」という。この騒ぎでミキサーのチャンネルが壊れ、アンコールが中止された。このコンサートは昨年12月にチケットが発売されるやいなや数分でソールド・アウトとなり、週末ということもあって米国以外にカナダからも多くのファンが詰めかけていた。

バンドは代理人を通し、大勢の観客に迷惑をかけたことを謝罪している。

「ファンに迷惑をかけたことを謝罪します。全くどうすることもできませんでした。バンドは熱意をくじかれました。この一件が起こるまでは、すばらしいステージでした。メンバーは事件を静かに受け止めてくれたファンに感謝しています……メイデン・ファンに優るものはありません」

また、声明の最後には「ビールは飲むもので、ぶちまけるものではない。騒ぎを起こしたバカは、痛い目にあったに違いない」と書かれている。

代理人は、次回の公演ではビールを投げないよう呼びかけたが、27日(火)の公演は会場のブッキングミスでキャンセルされた。公式日程によると、次のコンサートは1月30日(金)、カリフォルニア州ロサンゼルスのユニバーサル・アンフィシアター。前座はアーク・エネミーが務める。現在行われている“DANCE OF DEATH”ツアーは1月31日に米国公演が終了し、その後、2月5日からは日本公演がスタートする。

T.Kimura
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