オジー、事故を語る

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先月、四輪バイクの事故で重傷を負ったオジー・オズボーンが、初めて事故について英『Sunday Mirror』紙に語った。彼は、事故当時のことをよく思い出せないというが、MTVの番組『The Osbournes』でお馴染みのセリフ「My brain's never been OK. I'm f***ing Ozzy Osbourne and I'm nuts(俺の頭がいまだかつて正常だったことはない。俺はくそオジー、バカ野郎だ)」と冗談で返した。

オジーは、12月8日、英バッキンガムシャー州にある邸宅内で四輪バイクを運転していたところ、坂道で転倒。横転したバイクの下敷きになり、ろっ骨を8本と鎖骨、首の椎骨を骨折した。一緒に走行していたボディーガードが駆けつけたときには呼吸をしておらず、ボディーガードが2度ほど口移しで人工呼吸をしてくれたおかげで蘇生したという。

オジーは、ボディーガードに対し「彼がいなかったら、多分、俺は死んでいただろう。彼には心の底から感謝している」と述べた。

また、手術後8日間昏睡状態が続いたときのことを「意識があったり、なかったり、幻覚を見ていた。オークランドにいると思ったら、次の瞬間にはスイスやアムステルダムにいるんだ。クレイジーだろ? 暗闇で白い光が輝いてることもあった。でも天使はいなかったね。誰もラッパを吹いなかったし、白い髭を生やした奴もいなかったよ」と語った。

妻のシャロンは、オジーが昏睡状態に陥っている間、彼の死を覚悟したという。彼女は「もうオジーは目を覚まさないんじゃないかと思ったの。もし彼が死んだら、私も死ぬって宣言してたのよ」と話した。

オジーは、シャロンや医師の反対にもかかわらず、クリスマス・イブに退院。クリスマスや年末を家族や親しい友人と共に自宅で過ごした。いつとは断言できないが、「俺はカムバックする。ファンをがっかりさせはしない」と誓った。

Ako Suzuki, London
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