オジー、医師から薬を過剰処方される

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12月6日付のLos Angeles Times紙によると、オジー・オズボーンがビバリーヒルズの医師から、効能の強い抗精神病薬と精神安定剤を大量に処方されたという。一日42錠の服用が習慣となったといい、人気テレビ番組『The Osbournes』での異常な行動も説明がつくというもの。オジーはこの訴えの根拠として、クレジットカードの記録と諸々の領収書をあげている。彼はバリウムとデキセドリン、マイソリンなどの強力な薬を処方されたと話している。薬剤専門家の話によると、これらを一度に服用するのは不適当という。

オジーの専属医師、ビバリーヒルズに住むデイヴィッド・キッパーは、ほかの著名人患者への過剰処方で捜査を受けている、とLos Angeles Times紙は伝えている。カリフォルニア医師会は、先週、ほかの患者の治療における過度の業務怠慢で、この医師の免許を取り消す意向を示した。しかし、今のところ、具体的な行動はない。

この件について、AP通信がキッパー医師に問い合わせたが、返答はなかった。彼は次のような声明を発表し、コメントを控えている。

「医療倫理における、プライバシーを保護する法律によって、患者の治療について口外することは禁じられています。私はオズボーンさんとその家族、全員が健康になることを願っているだけです」。

うつろな目をしたオジーは、『The Osbournes』でのちぐはぐな行動が、薬の過剰摂取によるものと信じている。オジーは「俺は薬でダメになった」と言う。彼は1年以上に及んで治療してもらったこの医師を9月に解雇した。

「言葉がうまくしゃべれない。歩くことができない。辛うじて立ち上がれるくらいだ。『ノートルダムの鐘』に出てくる主人公みたいに、ノソノソとふらついている。夜、目を閉じると、二度と目覚めないんじゃないかという恐怖に駆られる」

オジーは'02年6月、処方麻薬の依存症を治すためにキッパー医師を訪れ、10日間の解毒治療を受けて完治した。しかし、その後、彼の妻が癌と診断され、精神不安の治療のために再びキッパー医師から薬をもらっていた。

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