UKチャート、今話題のマイケル・ジャクソンがトップに

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今週の英シングル・チャートは、トップ3が初登場の曲で占められた。トップを飾ったのは、ボーイズ・バンド、ウエストライフの久々のニュー・シングル「Mandy」。同曲はバリー・マニローのヒット曲「Brandy」をカヴァーしたもの。ウエストライフにとって12枚目のNo.1シングルとなった。2位に初登場したガールズ・アラウドの「Jump」も同じくカヴァー曲で、オリジナルは、ポインター・シスターズが'84年にリリースし大ヒットしている。3位には、BBCのオーディション番組『Fame Academy』の勝者、アレックス・パークスの「Maybe That's What It Takes」がチャート・インした。

先週、1位だったバステッドの「Crash The Wedding」は4位に後退。5位には、やはり『Fame Academy』出身のルマーの「50:50/Lullaby」が初登場した。この他、10位にペット・ショップ・ボーイズの新曲「Miracles」がチャート・インしている。

今週のアルバム・チャートは、児童虐待の容疑でお騒がせ中のマイケル・ジャクソンのベスト・アルバム『Number Ones』がトップを飾った。12歳の少年に対する性的虐待の疑いを持たれているだけでなく、今週はカイリー・ミノーグ、バステッド、ブリトニー・スピアーズら人気アーチストのニュー・アルバムが発売されているにもかかわらず、マイケルの人気は依然、強かった。

このため、1位獲得を期待されていたバステッドの2ndアルバム『A Present for Everyone』は2位の座に甘んじた。この他、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベスト・アルバム『Greatest Hits』が4位に、カイリーの『Body Language』は、思いのほか伸び悩み6位に初登場している。

また、ザ・ビートルズの名作『Let It Be』のオリジナル音源集『Let It Be - Naked』が7位にチャート・インした。ちなみに、ブリトニーの新作『In The Zone』は14位と振るわなかった。

Ako Suzuki, London
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