グレアム・コクソン、ブラーへの復帰を否定

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'02年10月にブラーを脱退したギタリスト、グレアム・コクソンは、元バンドメイトからの熱心な呼びかけにもかかわらずバンドへの復帰はあり得ないことを断言した。ブラーのフロントマン、デーモン・アルバーンは、コクソンの復帰をいつでも歓迎すると言及しているが、コクソンはその言葉を信用していないとBBC6ミュージックのインタヴューで話した。

「もし(デーモンの言うことが)本当なら、なんで俺はブラーにいるときスタジオに呼ばれなかったんだ?」現在、5枚めのソロアルバムを制作中の彼は、元バンドメイトと一緒に音楽を作ることには興味がないと付け加えた。

ブラーに在籍中、度々アルコールで問題を起こしていたコクソンだが、この2年間はまともな状態で「自分は人間的に進歩した」という。「自分の感情を発見するのに時間がかかった。そのためには、音楽を書くこと、創作に没頭することが必要だった。なぜなら、俺は完全なクリエイティブ狂いで、自分にはそれ以外のことはできないからだ」

ソロアルバムは来年の3月に発売予定。ブラーの5つのアルバムをプロデュースしたスティーブン・ストリートが制作に参加している。ストリートは、コクソンのソロアルバムを「最高の出来。初期のブラーに似ている」と話している。

Ako Suzuki, London
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