元マネージャーの離婚訴訟でKISSが召還される

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Kissのシンガー/ベーシストのGene Simmonsとシンガー/ギターリストのPaul Stanleyが、9月26日(金)にイリノイ州、チンレーパークのツィーター・センターで行なわれたAerosmithとのコンサート前に召喚状を受け取った。

StanleyとSimmonsは、バンドの元マネージャーJesse Hilsenに対する裁判に証人として呼び出された。『Chicago Tribute』紙によると、Hilsenは離婚条件として前妻Risaに少なくとも200万ドルを支払わなければならないのを拒否し、'94年に南アフリカへ逃亡したという。

Kissのリーダーは、'94年以来、Hilsenと連絡を取っているメンバーはいないか、バンドとHislenの間に金銭的な繋がりはないか、Hilsenの資産を所持していないかという質問を受ける。

Stanleyの精神科医だったHilsenとKissの関係は、およそ20年前に始まった。Hilsenは80年代にバンドのビジネス・マネージャーになり、別離を迎える'92年までその役目を果たしてきた。

『Chicago Tribute』紙は、StanleyとSimmonsは「信じられないほど礼儀正しく」書類を受け取ったと報道している。召喚状を手渡した担当官は、その日がユダヤ教の新年にあたるロシュ・ハシュナだったためヘブライ語で2人に新年の挨拶をし、彼らもそれにヘブライ語で答えたという。

Kissは、召喚状や裁判について声明を発表していない。

Hilsen夫妻は'88年に離婚しているが、Jesse Hilsenは離婚手当てや子供に対する養育費を支払わず、アメリカを去る前年の'93年に破産宣告をした。家を失った前妻は、10年以上、ホームレスの施設で生活しているという。

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