<a-nation 2003>Every Little Thing、気迫漲って零れ落ちそうな瞳とオーラ、そして大ヒット曲のオンパレード…!

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2003年8月31日東京お台場で行なわれた野外イベント<a-nation 2003>の最終日に、持田香織(Vo)と伊藤一朗(G)のEvery Little Thingが登場した。

…ぅわおぅ! ギター、ギャンギャン歪んた音を爆音で鳴らして、伊藤一朗が登場! 音、歪みすぎ、大きすぎ!って感じなのだけど、そんなことお構いなしに弾きまくっている。そのなか、持田香織が「ウォー!!!!」と雄叫びを上げながら登場だ。ステージ両脇に設置された巨大モニターに映る持田の目は、かなり“入って”いて、頼もしい…! ピンクがポイントのタンクトップに、水色のギンガムチェックの半パン、そして手には扇子(笑)。ルックスは持田にぴったりなキュートなスタイルだが、気迫が……恐ろしいくらいなのだ。

オープニング「Face the change」「Grip!」を歌い、会場を多いに盛り上げたあと、「とっておきの曲聴いてください」(持田)とアコースティックヴァージョンからバンドヴァージョンへと展開する「fragile」を熱唱。モッチーのタメの効いたヴォーカルスタイルが、聴く者にさらっと聞き流させない、常に心の奥へひっかかりを問う様相でじんわりと効いてくるように歌っている。

その後、「ちらほら、『いっくん!』『いっくん!』って声が聞こえてくるんだけど、呼んでみようか!」(持田)と紹介されて伊藤一朗が挨拶。ギターの歪んだ大音量を弾いていた人物とは思えず、照れた顔で挨拶するのがまたニクい。そんなやりとりのあと、再び持田が「アホになる気はありますか~~~!! 愛を歌っちゃう気はありますか~~~!!!!」とドスの効いた煽りの後に「ファンダメンタル・ラブ」、モニターに歌詞が出て会場のみんなでの合唱となった「Dear My Friend」を披露した後、花火でドカンと驚いた後に「Shapes Of Love」で締めくくられた。

この日8/31のELTのライヴパフォーマンスは、文句なしのステージだった。持田の気迫で漲って零れ落ちそうな瞳とオーラ、大ヒット曲のオンパレード、一生懸命という姿を思いっきり笑い、愛せてしまうスタンスが気にいった。<a-nation 2003>直前まで行なわれていたELTの全国ツアー<every little thing:2003 tour MANY PIECES>の番外編、スペシャル版といった感じで観る者も心から楽しめるステージだった。

SET LIST
1.Face the change
2.Grip!
3.fragile
4.ファンダメンタル・ラブ
5.Dear My Friend
6.Shapes Of Love
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