アレサ・フランクリン、最後のツアーを発表

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ソウルの女王、Aretha Franklinの最後となる全米ツアーが、この春と夏に行なわれる。ツアー・スケジュールはまだ発表されていないが、Franklinはすでにコンサート用の衣装をトップデザイナーと仲間のR&Bシンガー、Luther Vandrossに委託している。さらに、ツアーに向けたダンサーの公開オーディションも行なうという。

ラストツアーのタイトルは『Aretha Sings Her Musical History(Arethaの音楽史)』。ツアーでは、秋にAristaから発売される彼女の新しいCDからの新曲も披露される。

Franklinは今後も特定の会場と日程でパフォーマンスを続ける予定だが、この61歳の歌姫は、大規模なフル・スケールのツアーはこれを最後に2度と行なわないと話している。

グラミー獲得シンガーのVandrossは、彼女のためにステージ衣装として2着のガウンをデザインした。彼は、これは彼女との友情の証だと言っている。残りのステージ衣装はValentino、Halston、Donna Karan、Bill Blassらのトップデザイナーによって製作される予定だ。

また、Franklinはデトロイトでステージダンサーの公開オーディションを行なっており、地元のダンサーにまたとないチャンスを提供している。オーディションの応募資格は18歳から35歳までの男女で、審査期間は5月の第2週の1週間。開催場所はオーディション日までに追って発表される。

'60年代に「Respect」「Chain Of Fools」「(You Make Me Feel like A)Natural Woman」といったチャートヒットを生みだし、“ソウルの女王”と名付けられたFranklinは、今年で30年あまりのキャリアを誇る。彼女は'87年にロックの殿堂入りした最初の女性で、15回もグラミー賞を獲得した。最新作は'98年にプラチナとなった『A Rose Is Still A Rose』。

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