システム・オブ・ア・ダウンのサージ、対イラク戦争に猛反対

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System Of A Downのヴォーカリスト、Serj Tankianが米国のイラク攻撃に反対している。彼は帝国主義化している米国に現実的な脅威を与えている国は少ないと言う。

「いつイラクがアメリカを攻撃した? いいかい? いつリビアやパナマがアメリカを攻撃したんだ? グラナダが、ニカラグアが、エルサルバドルが、いつアメリカを攻撃した? チリもそう。いつチリがアメリカを攻撃した? これらの国々には米軍が侵攻している。彼らがいつ米国に攻撃を仕掛けたっていうんだ?」

Tankianは、アメリカの外交政策はビジネスだと言い切る。「何が起きているのか実際に見極めなければならない。これは海外とのビジネスの追求であって、決して俺たち国民のためではない。大多国籍企業のためにやってるんだ。彼らはもはやアメリカ人の従業員を雇うことさえできず、インドネシアやその他の地域で営業しているが、それは労働力が安いからだ。メキシコとか、そのへんのいろいろな国でね。そんなのはアメリカの企業とは呼べない。米政府はそれらの企業のために動いているんであって、国民のためじゃないんだ」

彼は次のように付け加えている。「民主主義を転覆させることで米国が与えてきた被害は……たとえば'50年、イランのMohammed(Mossadegh)政権を見ればいい。彼は首相だった。そのMohammed時代に政権を打倒し、国王を置いた。CIAの仕業だよ。民主主義に国王を置いたんだ、あきれたもんさ」

System Of A Downの先月末に発売されたアルバム『Steal This Album』はリリース1週目で16万枚以上を売り上げている。

Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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