U2、新たなスタジオの建設場所をめぐって開発業者と合意
U2とダブリンの埠頭地域――バンドが長年利用してきたレコーディング・スタジオがある――の開発業者らが、今年初めに熾烈な法廷争いを展開した後、和解に至った。
アイルランドの複数の裁判所は、埠頭地域の再開発を計画している開発業者を支持する決定を下した。業者らは、U2が'80年代初頭からアルバムを制作してきたハノーヴァー埠頭にある落書きだらけの建物を取り壊す予定だった。しかし、11月12日(火)に双方から、スタジオはブリテン埠頭付近にある高層ビルの最高階とその下のフロアーに新しく移転されると発表があった。U2はまた、現在ある建物の建築デザインを残す方向で委員会の支持も得ている。
この取り決めによる金銭的な規定は発表されていないが、フロントマンのBonoは記者会見の席で「新しいダブリンにとてもワクワクしている」と述べた。とは言うものの、バンドとしては昔のスタジオを残しておきたいと思っている、とも話している。「あれに値段は付けられないよ。ダブリンの開発当局が何と言おうと、満足はできないだろう。みんなは分かってくれると思うけど」
新しいビルは'05年に完成する見込み。
Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
アイルランドの複数の裁判所は、埠頭地域の再開発を計画している開発業者を支持する決定を下した。業者らは、U2が'80年代初頭からアルバムを制作してきたハノーヴァー埠頭にある落書きだらけの建物を取り壊す予定だった。しかし、11月12日(火)に双方から、スタジオはブリテン埠頭付近にある高層ビルの最高階とその下のフロアーに新しく移転されると発表があった。U2はまた、現在ある建物の建築デザインを残す方向で委員会の支持も得ている。
この取り決めによる金銭的な規定は発表されていないが、フロントマンのBonoは記者会見の席で「新しいダブリンにとてもワクワクしている」と述べた。とは言うものの、バンドとしては昔のスタジオを残しておきたいと思っている、とも話している。「あれに値段は付けられないよ。ダブリンの開発当局が何と言おうと、満足はできないだろう。みんなは分かってくれると思うけど」
新しいビルは'05年に完成する見込み。
Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com