トビー・キースの『Unleashed』がアルバム・チャート1位

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カントリー・スター、Toby Keithの『Unleashed』が発売最初の週で33万8000枚以上を売り、Billboard 200アルバム・チャートで初登場1位を飾った。Dave Mathews Bandの『Busted Stuff』のトップは1週しかもたず、今週4位に転落。ポピュラー・アーティストのコンピレーション『Now That's What I Call Music, Volume 10』も『Unleashed』のセールスには及ばず、28万8000枚近くを売り上げて2位に入った。

Keithのアルバムは、物議を呼んでいる「Courtesy Of The Red, White And Blue (The Angry American)」を収録。この曲は9月11日の事件の後に書かれたもので、退役軍人だった彼の父親('01年初めに亡くなった)を称えている。7月に『World News Tonight』のキャスター、Peter Jenningsが曲の歌詞に異論を唱えたため、ABCの『July 4th special』で予定されていたKeithの出演がキャンセルになった。皮肉にもJenningsの行動は、曲に関する国をあげての討論をヒートアップさせ、カントリー・ラジオ局での大ヒットとアルバムの一大宣伝効果を生み出すことになった。

そのほかのチャートの動きでは、Nellyの『Nellyville 』が順位を1つずらして3位、Eminemの『The Eminem Show』は2つ落として5位となった。『The Eminem Show』は現在までに450万枚以上を売り上げている。

Cash Money/Universal Recordsのアーティスト、Lil' Wayneの4枚目のソロアルバム『500 Degreez』は14万1000枚を売って6位に初登場。Avril Lavigneの『Let Go』は7位で、Red Hot Chili Peppersの『By The Way』が8位。J Recordsの新人スター、Marioのセルフタイトル・アルバムは、シングル「Just A Friend 2002」のヒットに支えられて9万1000枚以上を売上げ、9位に入った。10位にはBoyz II Menの新作『Full Circle』がつけ、今週のトップ10入りした初登場組はトータルで5枚になった。
Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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