レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー、新曲のPVで“誘拐”される

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Red Hot Chili Peppersのヴォーカリスト、Anthony Kiedisが誘拐された。しかし、心配しないように。近日中に発売される新アルバム『By The Way』からの1stシングルで、タイトル曲“By The Way”のプロモーション・ビデオの中での話だからだ。

ビデオは、ロサンゼルスのダウンタウンのとある場所でKiedisがタクシーに乗り込むところから始まる。彼が誰であるかに気づいた運転手は、ダッシュボードからRed Hot Chili Peppersのニューアルバムを取り出してかけると、大声で一緒に歌い始める。そして突然、このちょっとした移動が地獄のドライヴへと化していく。ドアがロックされ、後部座席に閉じ込めらたKiedisはは、助けを求めて携帯電話をかけようとするが、イカレた運転手が急ブレーキをかけて電話機をフッ飛ばし奪ってしまう。そしてタクシーはなおも走り続け、使用されていないトンネルの中で止まると、運転手は車を出て踊り始める。

不安に駆られたKiedisは、やっと見つけたポケベルで、昼食中だったギタリストのJohn FruscianteとベーシストのFleaに“助けてくれ。誘拐された”とSOSを送る。2人はメッセージを見て、いったんは笑って済ませてしまうが、パニック状態のメッセージが再び届くと、今度は2人ともFleaのオレンジ色の車に飛び乗り救助に向かう。最後に、Keidisは2人に救出されるものの、運転手はそのまま走り去る。そして、次の乗客を乗せるためにそのタクシーが止まったのは、道端で手を上げていたChili Peppersのドラマー、Chad Smithのところだった。

映画ファンの多くは、ビデオでタクシーの運転手を演じている人物に見覚えがあるだろう。『Scary Movie/最終絶叫計画』で保安官代理のDoofus "Doofy" Gilmoreを演じていたDave Sheridanだ。彼は他にも『Ghost World/ゴーストワールド』のDoug役や、『Frank McClusky, C.I.』の主役、Frank McCluskyを演じている。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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